「冤罪過ぎじゃない?」スリーデイズ dj xyzさんの映画レビュー(感想・評価)
冤罪過ぎじゃない?
確たる証拠も無く、現場の遺留品や指紋、目撃者のみで罪が確定してしまう恐ろしい冤罪映画である。流石の演技であるラッセルクロウは兎も角、ちょい役が多い俳優を揃えた内容の割に緊迫の約2時間をスリルとサスペンスが疾走する。素人とは思えない銃さばきを披露し、ラッキーの連続と教育者として培った頭脳を活かし引渡し協定の無いベネズエラへの逃避行を成功させるジョン。家族への愛だけでここまで完璧なシナリオを完成させる内容に感嘆するが、しれっと2人殺して本物の犯罪者に成り下がった教師を手放しで喜べない内容でもある。狂気と見るか讃えるべきか迷う結末で、観る人を選ぶ作品である事は間違いない
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