劇場公開日 2011年9月23日

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「思った以上に良作」スリーデイズ okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0思った以上に良作

2020年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

オリジナルのほうを知らないが、思った以上に良作。
冤罪と脱獄というサスペンスの二枚看板をテーマにしたシナリオが秀逸。前半はすこしだるいが、中盤あたり計画を練りはじめるあたりからおもしろくなる。

で、たぶん一番この作品のよいところは、最後までひっぱりがあること。冤罪かどうかの真相を明らかにせず、途中であきらめるのではないか、逃亡は成功しないのではないか、という線を残している。だから、最後まで緊張感が途切れない。

そして、すんごいハッピーエンド。すれまくって素直に観れない自分なんかにはこれこそ予想外だった。ラスト刑事の推理シーンで冤罪を明らかにするわけだが、最後まで丁寧な編集で余韻も心地良い。

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