「フレンチシック」ゲンスブールと女たち marilynさんの映画レビュー(感想・評価)
フレンチシック
ステキ、フランス映画。
セルジュ・ゲンスブールについてはシャルロット・ゲンスブールのお父さんとしか知りませんでした。
この映画で彼にとっても興味湧きました。
色々知りたくなりました。
皆に愛される所以がわかりました。
彼の人生を2時間で描いていますが、表面的にではなく、駆け足になりすぎず、彼の子ども時代からわりと内面深く・濃く描かれています。
冒頭、子ども時代のコンプレックスの元や、後の後々女性を惹きつける魅力の片鱗が描かれ、絵の女性モデルとのシーンなんてとってもチャーミングでした。
母性本能くすぐられる空想の存在がよりそって絡むのもとってもユニーク。
この存在、被り物してる人が演じてるのですが、場面ごとにすごくいい味出してます。
かなりツボ。
バルドーやバーキンがなぜ彼に惹かれたのかのきっかけエピソードがちょっと弱いというかわかりにくいかも。
映画だけだと。
私はゲンスブールを知らないので特に。
でも、知ってる人には余計な事で充分なのかもですが。
ただ、映画前編通して、彼の魅力は伝わります。
女性はああいう男性好きかもです。
実際に付き合うとかなりパワーいりそうで大変かもですが。
全体的に好き系フランス映画。
バルドー役に豹柄のコートを着せているのがかな~りシニカルですね。
おっぱい度は80点で結構高得点。
ヨーロッパ系の映画のおっぱい度は高いです。
アタシ好み。
特に子ども時代の彼がモデルを口説く時のおっぱいエピソード。
生々しさにひかれます。
アメリカ系と違ってしっとり感があってステキ。
おっぱいを見たい男の子の心情と相まってチャーミングなのです。
そして、B.B役の子の斜め後ろや寝そべっててちろっと下半分がみえるチャーミングなおっぱい。
ぽろんと見えてたり絵に描いてるおっぱいもステキなのです。
B.B役の女の子が超似てて美人さんでした。
フレンチポップとかシャンソンが聴きたくなりました。
そういえば、震災後にジェーン・バーキンさん来日してくれてましたね。
先日確か3chのフランス語講座でちょっぴしその模様放送してました。
素敵に年をとられて、日本に対してとっても愛着持ってくれてて、何だか嬉しくなりました。