悪魔を見たのレビュー・感想・評価
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国民性を見た?
愛する人を殺された復讐モノというと、古くは「狼よさらば」というのがポンって出るかもしれないけど、実は1作目は加害者には復讐していない。ちょっと前では、ブレイブワンってのがあったが、忘れたわ。
おっと冷たい雨なんとか、っていうのをごく最近みたな。まあそれは置いといて。
カタキをいたぶっては、逃し、追っては捕まえ、いたぶって、また逃し、はなかなか面白い。いたぶられても、チェさんは女を見ると、オラオラになり、イさんにいたぶりの機会を与えちゃうんだから、そこでおきてる出来事は笑えないが、その展開はやはり笑える。
チェさんの変態ぶりは「ケープフィアー」のデニーロみたいな風貌だが、デニーロより先に股間を出す。イさんのやや虚ろな表情もいい。
イさんの職業の特殊性がよく分からんが、まあ大した問題ではないし、のらーりくらーりの警察もまあ、大した問題ではない。
下剤を飲んで、行方をくらます、イさんの義理の家族に手が及ぶあたりも予定調和だが、それは仕方ない。むしろ、逃がしていたぶることをイさんの失態あるいは、正義の意味を考えさせるには当然の流れ。
ラストはやや放りなげた感があるが、それよりもあそこまでの獣に家族愛は果たしてあるのか、こればっかりは小動物なオレには分からん。
というかこれが韓国人ならでは、なのかもしれん。
あ、そのへんは「息もできない」で少しは理解(共感ではない)できるかもしれないな。
ラスト以外は突っ込む突っ込まない、言っても、
「おまえ、彼女を殺されたことあるのかよ?」
と映画から逆に突っ込まれそうな、すごーいズルイ映画。
あ、それと前のレビュアーさんの言ってたことだけど、イさんやチェさんがこの映画にでたのも、彼らの思惑うんぬんでなく、案外韓国芸能のあり方だけの話かもしれないよ~。
これもオレには分からん世界だ。
復讐相手をキャッチ&リリースする新しいタイプの復讐劇
復讐相手をキャッチ&リリースする新しいタイプの復讐劇。ギョンチョルが懲りずに何度も犯行に及ぶのは胸糞。根っからの極悪人なのでスヒョンに早く処理して欲しかった。
最後までスヒョンに怯まず抵抗してきたのは潔い。彼に感情移入は全く出来なかったが、ヒール役としてはかなりインパクトある。ギョンチョルが何故歪んだ性格になったのか興味ある。女性に対して異常な執着があることは分かった。
最後家族にギョンチョルを殺させるのは斬新なアイデアで面白い。でも家族からしたら最悪だよね。ドア開けたら生首転がってくるんだから...トラウマになるだろうなぁ。
復讐ものってスッキリ終わることが多いんだけど、今作はスヒョンの失ったものが多く重くて苦しい余韻が残る...。
恋人、義父、義妹、全てを失ったスヒョンの絶望が最後1人で泣きながら歩くカットから伝わってくる。復讐したら復讐され返される危険もある、復讐することのデメリットを描いた映画は珍しい。ただ復讐相手を殺してハッピーエンドみたいな映画よりも、この手のタイプの方が好きかも。
復讐は泪と共に・・・
「悪魔を見た」
「一体誰が悪魔なのか?」
「こんな映画見て喜んでいるあんただよ!」 自問自答の末、自己嫌悪に落ち込むオヤジです。
だって、しょうがないでしょ!エログロ大好きな自分にとっては、まさにこの映画、超ド真ん中のドストライク。
もう~~、生々しい!ヘタなスプラッター顔負けのどぎつい場面の連続です。
特に女性にはきついと思います。イ・ビョンホンの甘いマスクのかっこよさだけを求めている人には、苦痛にしか感じられないかもしれません。 確かにカッコイイですよ、イ・ビョンホンは。めちゃくちゃ強いし、ピンチに陥った女性を助けたりしますから。でもね・・・。
相手役がチェ・ミンシクですから。見るからに悪そうなあの人が本物の悪になりきってます。悪に対抗するには、甘いマスクじゃいられない・・・。そんな感じかな。
【ここからは、一応ネタばれで・・・。ラストにも触れますので要注意】
もう~、半端などぎつさじゃないんです。殴る蹴るの暴行はもちろん、骨折り・釘さし・首チョンパ! まず、オープニングからしてビックリです。
スヒョン(イ・ビョンホン)とジュヨン(オ・サナ)の甘~い会話がギョンチョル(チェ・ミンシク)の登場で一変します。それこそ、殴る殴る・・・。
そして、白い雪に描かれた赤い道。 これで終わりかと思ったら、ビニールに包まれたジュヨン・・・(韓国の女優って脱ぎっぷりもいいんです。驚きました、あんなに綺麗な人なのに)。
惨殺シーンの始まりです。 「助けてください。子供がいるんです・・・」容赦なく振り下ろされる大包丁(?)。切り刻む様子がしばらく続き、転がり落ちる指輪・・・。
もう~、最初っから釘付けでした。この後の死体発見場面もまた強烈。川底で振り返る生首。ドジな鑑識員(?)が転ぶんです。転がり落ちる生首とそれに群がる報道記者。どんな国なんだ、ここは!正直あきれました。 あんなとこみれば、スヒョンが復讐の鬼に変わる気持ちもわかります。
そして、スヒョンの変貌ぶり!容疑者に対して容赦なしです。自慰に耽っていたヤツへの急所攻撃!痛みが伝わって来ました・・・。 ギョンチョルに対しても、容赦なし。まさにこれからって時に邪魔にはいる。思いっきり傷つけて、また放置する・・・。
何度か、この繰り返しがあって、ギョンチョルが逃げ込んだ先がまた驚きです。同じ趣味を持った殺人鬼どうし・・・?(おいおい、この国はこんな横のつながりまであるのかよ!)
こいつもまた憎たらしい、いかにもの悪人面した変態でしたが、さっそうと登場したスヒョンにコテンパンにぶちのめされます。 甘いマスクのせいもあるでしょうが、スヒョンの報復は残虐であってもなぜかスッキリとした感じがしました。ジュヨンの悲惨さを目の当たりにして気分はすっかりスヒョンに肩入れしてたんです。
でも、この後からギョンチョルの仕返しが始まります。(あのウ○コのシーンも衝撃でしたが・・・) ジュヨンの家族が襲われました。個人的には妹のセヨン(キム・ユンソ)の惨殺シーンも見たかった気がするんですが、ここはあっさりでしたね~。
そして、ラスト・・・ 泣きながら歩くスヒョンは何を思っていたんだろう?
自らの子供の目前で、親の手によって最期を迎えたギョンチョルへの復讐の達成感?
復讐は終わったが、ジュヨンは帰らない・・・それどころか、彼女の家族まで傷つけてしまった。
そして、ギョンチョルの家族まで巻き込み、彼らの心にも大きな傷を与えてしまったことへの後悔? 関わった人すべてが不幸に陥ってしまった。
復讐するということのむなしさ?
すべてが終わった・・・。
でも自分に残されたものは何もない・・・。
15年近く前の作品で、うろ覚えのところもあり、新たな気持ちで見れた気がします。
とは言え、こんなに後味の悪い作品だったかな。「セブン」や「ミスト」に迫る不快さでした。
3.48おもろいけど胸糞なので二度と見たくはない。
面白いけど、胸糞。映画としてはかなり面白かったと思う。早々に犯人を見つけてから、何度もいたぶる展開は斬新かつ爽快だったが、いかんせんグロいし、性犯罪をしまくりながら犯人が逃げていくので、どこまで行っても好きになれない映画だった。
また途中でいくつかの犯罪者も出てくるところも面白かった。それをイ・ビョンホンがこれでもかと痛めつけるのだが、全部性犯罪者なので、胸糞悪い感じはこびりついていく感じ。どの犯罪者もキャラが立っていてよかったが。。
最後の最後で、妹がインターホン鳴らし始めたときは、監督正気ですか?って思いました。結末もこれ息子にリベンジされるやつやんって思って、どこまで行ってもスカッとしない感じ。
ホントの悪魔はやはり感情がどこか壊れた人のことなんだろうなと思いました。
これイ・ビョンホンじゃなかったら、もっと華やかさなかったのだろうなと思うと、怖いですね。
これって犯人への罰になるか???
犯人への復讐が終わった瞬間、犯人の家族のことがかわいそうになった。特に子供。親だって悪いことはしてないよね??自分の家族に殺されたことが犯人への罰になるとすれば、犯人には家族への愛情があったことになる。
しかも犯人はギロチンで苦しみは一瞬。主人公の恋人なんて生きたまま腕を切断されたのではなかったか?それに比べれば、って気がする。
あと、犯人の家族背景が甘い気がする。両親、子供と同居?両親から虐待されてたとか、そういう背景なしに突然変異的にあのモンスターが生まれたのだろうか?妻がいないのはあのモンスターから逃げたと理解できるが、モンスターの子供はこのことがトラウマとなり、将来モンスター二世になりそうな。
見始めてしばらくしてみる気が失せていったん中断したけど、評価がそこそこいいので見続けいたら、だんだん途中からモンスターが身体を傷つけられながらもあまりにも元気(?)なので笑ってしまっていた。ほかのレビューにもあったが、この怪演こそが映画の高評価につながっていると思えた(悪役がいいほど見ごたえが出る典型)。斧や包丁などを見せて恐怖を想像させて、実際の切断場面などを見せない演出も良かった。犯人への肉体への攻撃は直接観客に見せて痛さを実感(?)させるところはあったね。
キャラクターが強烈。こういう人間のクズをどうやって反省させられるのだろうか?
これだけの極悪キャラは中々いないのでは?こういう輩はどうやって反省させることができるのだろう?と考えていたがこういう手があったとは。少々長過ぎるような気もするが、よく出来たサスペンス。
これぞR18+指定👍
いやぁ韓国お家芸のオンパレード🪓🔪🔨
最高にクズでサイコパスのギョンチョル(チェ・ミンシク)にゾワッとしつつ、狂気の魅力に惹かれる😆
あたおか👉🤪👈かもしれませんが
きっと魅力あるのよ、うん、そう。
いま読んでる#殺戮にいたる病 の稔を彷彿とさせる。
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チェ・ミンシクの恐ろしさはもうお墨付き
このサイコパスに対抗するスヒョン(イ・ビョンホン)が
ただかっこいいだけの、正義の鉄拳✋👊を下す。
そんなヒーローのような扱いをされるかと思っていたら…
ギョンチョルを上回る復讐の鬼と化す👹
ただ、その残虐極まりない行為にも刹那さが漂っていて
ラストシーンはもうダダ泣き😭
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#女神の継承 もR18+ だったけど
個人的には「なんで😀❓」と思うくらいだったのに反し、本作のR18+ こそ正真正銘の「R指定作品」
甚振る、甚振る、甚振る…
これぞ、韓国映画というくらい映像が直接的でエグい、グロい。。妻を殺され、復讐に燃える男。捕まえ、殺す直前まで追い込み、またリリースする。犯人も胸糞悪いくらい、サイコパスで最低最悪なクズ男、チェ・ミンシクが好演している。とっとと殺してしまえと思うのだが、もっともっと苦しむまで追い込む、執念の復讐劇。しかし、復讐は復讐を生み、結局妻の父親、妹も殺されてしまう。ラスト、まさか男の息子、両親までに復讐するのかとハラハラしたが、目の前で処刑する形とは。まさに鬼だ。復讐を果たした後、男の胸に去来したものは何なのかの。そうまでした結果、何が残るのか、妻はもう戻ってこない。クズ男に復讐したい気持ちは痛いほどわかるが、果たし後の無念さが悲しい、それがラストの涙ということだろう。やるせない気持ちで終わった。
復讐は何も産まない
妻を冷酷な殺人鬼に惨殺された主人公が冷静ながらも確実な殺意を持った復讐心で犯人を追い詰めていく物語。韓国映画は緻密なストーリーと張り詰めた世界観、引き込まれる構成が折り重なった良作が多いが、本作はそこまでの強い魅力は無いかも知れない。というのも、ストーリーは単純そのものであるからだ。基本的には、主人公が犯人を追い詰める→逃げた先で女性を犯す→主人公に拷問される→逃げた先で女性を犯す→また痛めつけられるの繰り返しになるからだ。かなり痛めつけられるのだが、完全に狂った犯人はどんな深手を負おうと女性を犯す事しか考えていない。
少しは反省しろと言いたくなるが、感情が欠如した犯人は誰にも止められないのである。
また、行く先々でキチ○イの殺人鬼がいるのだが、そんなに韓国は異常な人間がいるのかと誤解を生むほどである。ややこれらの展開は非現実的過ぎて笑ってしまった。
結果的に復讐を果たすことが出来た主人公だが、最後に流した涙が表すものはただ一つ、復讐は何も産まないという事だ。それは主人公も分かっていたに違いないが、愛する人を奪われた時の怒りを通り越した感情でそうなってしまったのだろう。復讐を果たしたとしても、失った生活やその人は帰ってこず、ただただ虚しさが残るだけである。最後のシーンがそれを物語っているが、そのシーンは今までの残虐非道な物語を忘れる程心に響くものがあった。
韓国国内で一部上映禁止となった事がメディアでも報じられたが、グロさよりも女性の描き方がかなりキツく、確かに上映禁止になる理由も分からなくもない。それでも最後まで見入ってしまうのは映像作品としての完成度の高さからだろうか。
ただただ虚しい
スカッとするよ!と言われて視聴しましたが、私の想像していた復讐劇とは違ってました。
レーティングはR18でエロありで、あと相当グロいのでグロ耐性のない人は注意が必要かと。私もグロ耐性はあまりないので、何度も画面から目を背けたし、叫びました笑
序盤は、やったれやったれ!と思うけれど、捕まえてはわざと逃してまた捕まえて…と、犯人を追い詰めるけれど、犯人は逃げる先でも懲りずに犯罪を繰り返すから被害者が増える増える。たとえ被害者は殺されなくても性的暴行と恐怖も受けてるから、もっと早く助けに行ってよ!と思った。
それに最初から嫌な予感はしていたけれど、婚約者の家族への被害…。
あー、やっぱりこうなっちゃうよね…と。
犯人は後悔も反省も罪悪感もなんもなく、むしろ主人公をどう苦しめるかという事を考えて楽しむ始末。
確かに自分の愛する人を無惨に殺されたら、同等以上の苦しみを与えてやりたいと思うけど、結局復讐をやり遂げても失ったものは戻らないし、何より被害が広がりすぎた。
犯人は家族の手によって死ぬんですが、あの時の犯人の言動…。家族を愛する気持ちがあるように思えちゃうから、尚更スッキリしない。
ラスト、イ・ビョンホンの表情が本当に悲しくてですね、復讐の虚しさを物語ってました。
全然スカッとしないじゃん!!!笑
その辺のスプラッターより残虐
こりゃ18禁🔞だわ。
残虐極まりない。
スヒョンは悪魔を殺す事で自分も悪魔になってしまった。
自分の復讐を果たすため一体何人のひとが犠牲になったのだろう。
見ている側はスヒョンに殺すな!って思いながら見るだろう。
映画の前半はスヒョンがギョンチョルをとことん追い込むのだが、
その展開はある意味スカッとする。悪逆非道な男が追い詰められるのだから。
こんな物語も少ないと思った。
ところが後半スヒョンの予想とは裏腹に被害が拡大していき
終いには大切な人にも及んで行く。
その復讐に更なる残虐な仕掛けをスヒョンがするのだが、
スヒョンはここで悪魔と化すのだ。
バイオレンス満載の誰も救われない映画だった。
絶望の果てに、あなたは何を見るのかー
原題
악마를 보았다
感想
冷徹な復讐者×凶悪な殺人鬼。映画史上最も衝撃的で壮絶な復讐劇!!
イ・ビョンホンとチェ・ミンシク両名演技が素晴らしかったです。
殺人にレイプなんでもありのギョンイクみたいな殺人鬼に自分の大事な人が殺されてしまったら僕も何をしでかすかわからないです。
エロいしグロいし暴力三昧で悲惨でした。
一番嫌だったのはアキレス腱を切ったところは目を背けてしまいました。
凄まじき復讐劇でした。ただ復讐を達成しても心はスッとはしませんでした。
誰も幸せにならない復讐劇でした。
※善と悪の概念すら超越した死闘の果てに辿り着く、深遠なる終焉。
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自宅にて鑑賞。原題は邦題と同意の"악마를 보았다"。大好きな“ギョンチョル”役、チェ・ミンシク目当てで観る。善悪の概念を揺さぶられる様な内容で、痛みを感じさせる描写も目立つ。アクションシーンに少々難を感じるが、全体にライティングや構図は美しく、特に静的な心象風景の描写は抜群だと思ったら、公開時劇場で観た『箪笥('03)』のキム・ジウンが監督だった。また144分とやや長い目の尺乍ら、余り気にならず、最後迄観れた。“キム・スヒョン”のイ・ビョンホンの容姿は時折、若かりし頃の岸田森を彷彿させた。75/100点。
・「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ(F.W.ニーチェ『善悪の彼岸 』)。」
・鑑賞日:2011年10月27日(木)
真犯人は案外早く見つかった!本編がはじまってから50分!塾生送迎...
真犯人は案外早く見つかった!本編がはじまってから50分!塾生送迎の運転手をしていたギョンチョル(ミンシク)が犯人だったが、警察の手も彼を追い詰めていたが、単独で追っていたスヒョンが先回りできた。警察が迫ってきたため自暴自棄となり、生徒の一人をビニールハウスで犯そうとしていたギョンチョル。そこをスヒョンが襲ったのだ。このまま殺してしまうのか?と思いきや、彼は警察内部から手に入れたGPSのカプセルをギョンチョルに飲ませ、泳がせることにしたのだ・・・
ギョンチョルが殺人を犯しそうになったら、スヒョンは先回りして制裁を加える。昔の仲間のところに戻ったときにも寸でのところで相手にダメージを与える。執拗なまでに犯人を追いつめていこうとするスヒョン。やがて警察もスヒョンの犯行に気づき、義父であるチャンを説得しようとするが、彼にはもう止められないほど暴走していたのだ。やがて自分がGPSカプセルを飲まされていたことに気づき、復讐しようとする相手の身元も把握したギョンチョルは薬店を襲い大量の下剤を手に入れ、その足でジュヨンの家族に狙いを定めた。
復讐の連鎖というより、復讐の虚しさを訴えてくる作品。残酷なシーンには遺族の痛みまで伝わってくるのだが、暴走したスヒョンが犯人よりも悪魔のように見えてくる仕掛けになっている。ジュヨンの妹まで殺され、勝ち誇っているギョンチョル。最後の仕事を終え自首してしまえばもうスヒョンには手出しもできまい!と考えた野獣であったが、スヒョンはさらに復讐を企てようとする。野獣を殺したところで何も得るモノはないのだ。しかし、最後にスヒョンのとった復讐は・・・ギョンチョルの家族を彼のアジトへとおびきよせ、機械仕掛けのギロチンを使い、家族の手によって殺させるのだ。見事に復讐を果たしたスヒョン・・・しかし、すべてが虚しく、愛する者たちは誰も戻ってこない虚しさに耐えられず号泣するラストシーンが痛々しい。
悪魔を悪魔が見た
極悪で凶悪な連続殺人犯だが頗る弱くてヤラれっぱなし過ぎて笑けてしまうが相手はプロな訳で実力の差が出るのは致し方ない。
とにかく警察の不甲斐なさにイライラして普通ならドッチも逮捕するくらいの追い詰め方をするデショ!?
奥さんの妹に連絡しなかった落度が主人公と警察にはあるしラストに子供が登場するのは何となく読めて指輪を発見するのはワザとらしい。
もう少しテンポ良く進む展開を期待してしまい直接的に映像で見せ過ぎなシーンも多く所々の演出が荒い気も。
イビョンホンがかっこいい
イビョンホンがかっこいい。イビョンホンが人を痛めつけるのを見たい人にはオススメ オチは、あ〜そっかそっか という感じだった 全体的に劣勢と攻勢のバランスが取られていて、そんな劇的な展開はなかったような気がした
まさにエログロナンセンス☆⌒ヾ(*゚∀゚)ノヒャッホォ-ゥ♪
のっけからいきなり変態殺人鬼の拉致殺害シーンから始まる\(◎o◎)/
しかもそれが刑事の婚約者で、その頭が思いっきり川に捨てられてて、そこから怒涛の復讐劇が始まるワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪
この時のイ・ビョンホンの目がもういっちゃってて、この後とんでもないことが起こることが予想される。
「2か月くらい休暇とってもいいんだぞ?」
「いえ、半月で十分です。」
「そんなに短くていいのか?せめて1か月くらいは・・・」
「いえ、いいんです。」
もう完全に無表情で復讐の鬼と化してるガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
まず怪しい人物を絞り込んで行って、1人ずつ襲撃して行くわけだけど、日本のAV見ながらオナニーして丁度射精したところに乗り込んでくのには笑ったキャハハハハッ!!(≧▽≦)彡☆バンバン
そこから本命にたどり着くけど、その途中もチェ・ミンシク扮するギョンチョルは殺しを繰り返す。
普段は塾の送迎バスの運転手をやってて、最後1人になった女子高生を犯そうとしてビニールハウスでことに及ぼうとするが・・・そこにスヒョンが現れて乱闘になり、さらに石で殴りまくって気絶させる。
その隙に部下からもらったGPSカプセルを飲ませて、逃亡資金も置いていく。
つまりわざと逃げさせて女を犯そうとする途端に現れて半殺しにするという、さらに1度半殺しにした時に逃げづらい体になるよう足の腱を切ったり指を折ったりと、少しずつ少しずつ余力を奪っていく。
このたちの悪いストーカーみたいな執拗さと異常さはある意味悪魔(;・∀・)
そしてこんな復讐方法今まで観たことない∑(゚ω゚ノ)ノ
でも悪知恵に関してはギョンチョルの方がさらに上手で、薬屋で下剤を盗んでそれを飲んで体に入ったGPSカプセルを出しちまう。
ちょっとスヒョンの素性をどうして知ったのかが気になるけど、それを逆手にとって今度は反撃に出る。
自首をしちまえば奴はこっちに手出しできないことを逆手にとって、あえて警察に自首をしに行こうとするが、その前に殺したスヒョンの婚約者の家族を皆殺しにしちまう(;´Д`)
もはや血で血を洗う、まさに無益な殺生を繰り返していく。
しかし暴力描写はもとより、バラバラ死体はもとより血や内臓をぶちまけたりアイスピックで手を釘付けにしたり、嘔吐物や下痢便をしっかり見せたり・・・
レイプシーンも殴打シーンも殺人シーンもほんっとリアル。
これぞまさにエログロナンセンス!!!イイネ♪d('∀'o)
韓国映画のこの執拗なバイオレンスは一体何なんだ???
日本みたいなぬる~い暴力描写に比べると、メッセージ性を観客に理解してもらうために惜しみなくビジュアル面での残酷さを提示する。
最後はギョンチョルは自分の隠れ家にある拷問道具のギロチンで首切られて死ぬけど、しかもそれを自分の両親と息子を呼んでおいて、ドアを開けたとたんにギロチンが落ちるというこの上ない残酷さで裁きを下す((;゚д゚))ス、スゲェ
普通の人間じゃこんな残酷な復讐方法思いつかんぞ???(;・∀・)
この映画のタイトル通り、ほんとに映画の中に悪魔を見ましたガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
スヒョンもギョンチョルも悪魔に憑かれたような感じで殺し合った結果、ギョンチョルが死んだことでスヒョンの悪魔は退散したんだろうけど、復讐を遂げても何も残らず空しいだけ。
「罪を憎んで人を憎まず」とは言うけど、悪魔にとりつかれたら最後、徹底的に破壊しつくすだけだということが伝わってくる。
汚いものやえげつないものを見せることで人間の醜さや愚かさを描ききった本当に見事な大傑作v( ̄Д ̄)v イエイ
超お勧めです!!!!
どうしたビョンホン?どうしたミンシク?
終始、実力派俳優二人の戦い。
婚約者を殺されたスヒョン。意外にも犯人の目星はすぐにつく。ギョンチョル。
二人の対峙。強すぎる国家情報院のスヒョン。完膚なきまで打ちのめし、ギョンチョルを逃がす。GPSで追跡しながら、復讐のためにギョンチョルを痛めつけるスヒョン。
逃げるギョンチョルはその道程でも蛮行を繰り返す。
繰り返し苦痛を与え、贖罪を求めるスヒョンだが、ギョンチョルは応えない。
ま、最期はスヒョンの仕掛けたある残酷なギミックによって幕を引くギョンチョル。
演出面で「セブン」的な手法が多々使われている。ただ悪いパクリ方。
・殺人においてはその過程が直接的に生々しく描かれ過ぎていて冷める。
・主人公スヒョンが超人的に強すぎて、その苦悩が伝わりづらい。
・あれだけの蛮行を繰り返したものが、あの最期は温い。あの殺人鬼が自分の死に対して本当にああまで感情を出すだろうか?
婚約者を殺された男の苦悩と復讐劇は分かった。だがこれは映画だ。
エンターテイメントとして何らかの方向性を示して欲しい。
とにかく普通のクライムサスペンスのレベルでは無いので、体の弱い人にはおススメできない。嫌悪感しか残らないから。
ただ一つ分からない。ビョンホン!ミンシク!何故この映画を選んだ!?
涙が止まらない。
素晴らしい作品です。
そして、ラストシーンで涙が止まらなかった。
「怖い」
「酷い」
「やっと復讐を成し遂げた安堵感?」
こんな気持ちではなく…なんて、表現していいかわからない。
ただ私は、悪魔を見た。
そう思いました。
イビョンホン映画ははじめてでもっと彼をヒーローの様にしたてて行く感じかとおもってましたが、大違い。
私の愛してやまないムービースター、チェ・ミンシクへの残酷なまでの復讐。でも、チェ・ミンシクは懲りない。自分の欲だけを満たすための無情な殺人を繰り返そうとする…
残虐極まりなく、それでいて冷静。女性への怨みでもなく、只々感情が欠落しているだけ。それが怖い。こんな演技ができるのは、やはりチェ・ミンシクしかいないと思う。
ラストの衝撃に行く前のくだり、あれだけは、残念。一瞬だけハリウッド映画になってしまった。もったいないな。
とにかく、終始血だらけ、結構なグロさ、韓国映画の真髄じゃないでしょうか?イビョンホン映画だからか、映画館はおばさま方がチラホラ。始まる前は、ウキウキしてたけど、グロシーンで声でてましたよ。可哀想に。
でも、でも、ビョンホン良かったなぁ。とにかく見てください。
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