「手品師」イリュージョニスト ikarunさんの映画レビュー(感想・評価)
手品師
ガラスの向こうの見せ物の世界は、人を成長させるし、社会的には成功なのだろう。
しかし、人間の本質的に生きていくためには、その世界は生きづらく、愛や友情が飢えていく。
主人公は、人間的なのに職業が見せ物というところで、このテーマが深くなる。さらに手品師であって魔法使いでは無いというのも、見せ物の裏表が最初から分かってる感じで素晴らしい。
作品の雰囲気も落ち着いていて気軽に見れる感じでこのテーマの複雑さはすごい。
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