「優しい映画」イリュージョニスト たなかさんの映画レビュー(感想・評価)
優しい映画
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絵は始終温かなタッチです。
セリフも少ないですが、セリフがなくても動作や影で心情が読み取れます。
場末の老手品師が、離島で出会った少女との交流は温かく、別れは切ないですが、娘の写真を見てから車窓を眺める姿は切ないだけではない温かさがあります。
同じステージに立っていた腹話術師やピエロや、そういった人達との出会いから別れも、ちょっとホロリ。
大仰な話でもなく、押し寄せるような感動したでもなく、全て見終わって、切ないけど、少し心が温かくなる、そんな映画です。
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