スカイライン 征服のレビュー・感想・評価
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地球の支配者が変わる3日間
青い光を浴びると洗脳されるタコ状の触手を持つ生物に襲われ、空中に浮かぶ船に吸い込まれる人々。侵略者は人類と交流することなくただひたすら破壊と洗脳捕食を繰り返す。高層ビルで望遠鏡でゲイのセックスを覗き騒ぐ主人公たち。部屋のなかで触手に隠れるシーンはもろ宇宙戦争。手斧、包丁、ガス爆発自爆、しまいにはコンクリブロックから素手で生物をタコ殴り。キスしながら空中に吸い込まれるふたり。脳移植され怪獣になった彼氏が身重の彼女のため敵生物に戦いを挑むエンドにポカーン、彼女「…ジャレット…?」じゃねーよw VFXは見物。
侵略者強い
アブダクトの演出は分かりやすい。
CGはそれなりに出来ているが、宇宙人襲来映画としての高揚感は無し。
前半セレブな若者たちのイチャイチャで退屈になり、中盤から一般人が攻撃を受けて逃げ惑うシーンが続く、逃げる人数も少ない感じで大パニックと言うほどではない。
終盤申し訳程度に戦闘機が登場。
主人公たちをアクロバティックに避けて墜落する(笑)
ラストは人類を労働力的に使う為か?
憐れな主人公は人外の姿(人格は残っているか不明)になっているが、その妻が襲われて居るところを救う描写で終わる。
こんな姿になっても…と言う愛情や想いがあると伝えたいように見えるが、あの状態で救われた感じはないし、見終わった後の「何なんだ?」感は悲しい。
ある意味衝撃のラスト
なんだかよくわからない映画だった。
まず、エイリアンによる地球征服が始めるまでの描写が意味不明。主人公たちが誕生日パーティーを楽しんでいるのだが、まったくもって面白みがないシーンの連続。
次に、エイリアンは唐突に地球侵略を開始するが、母船やエイリアンの外見がほとんど『マトリックス』に出てくる機械(マシーン)と同じテイストなので、真新しさは皆無。既視感120%。
さらに、エイリアンの生態がよくわからない。エイリアンはやたらと人間を捕獲しており、どうやら人間の脳と脊髄を使って新たな個体を創造しているようなのだか、具体的な説明や描写がないので雰囲気でそう判断するしかない。
そして主人公のひとり(男性)だけが、なぜかエイリアンの「光」に当てられてどうやら超人化しているようなのだが、他の人も同じ目にあっているのに、なぜ彼だけがそうなるのか理解不能。あげくの果てには彼の脳と脊髄を移植されたエイリアンの個体は何故か正常に起動・覚醒せず、元の彼の自我を保持している始末。捕らえられた妊娠中の彼女をすくうエイリアンの姿をした彼は、もはやスーパーヒーローだ。そうして「覚醒」したところで本編が突然終わってしまうという正真正銘のサプライズ。
この作品はいったい何を目指しているのだろうか。そしてまさかの続編はあり得るのだろうか。
癖になる
正直ろくな作品ではないが、個人的にエイリアン作品が続いた2011年度のSFで最も印象に残っている。本作は近年ホラー界では流行のPOV作品に近い構成だ。撮影は普通のフィルムカメラでの撮影だが、「一つの視点でしか描かれない」というところがまさにPOV作品と似ていると感じた。
舞台はマンションの一室。明け方に謎の青い光が飛来し、光を見てしまった人が次々と吸い込まれていく…という冒頭なのだがこのインパクトが非常に好きだ。しかしこれから万人受けするような作品になるのかと思いきやまさかの裏切り。主人公たちが一室に籠城し、そのマンション内(正確には敷地内)の出来事しか描かれていないという展開を見せる。
いや、どうりで低予算な訳である。室内にも時折敵が侵入したりするため、脱出を試みようと車で避難するものの、巨大なエイリアンに乗車していたフェラーリもろともぺしゃんこにされ、他の個体にも追いかけ回されて結局部屋へ一目散。ずっとこんな感じだ。
エイリアンの侵略という未曽有の災害に置かれた一般市民をリアルに描いているのだろうが、その割には主人公がある理由で人とは違う不思議なパワーを身につけるなどご都合主義が目立つ。
しかしどうもこの雰囲気やストーリーが好きだ。面白くないところが面白いというような不思議な感覚になる。また、今までこれほど挑戦的な内容の作品があっただろうか。それに驚いたのと、エイリアンの神秘的であり動物的、有機的なデザインにもやられた。恐るべき能力にも脱帽だ。ラストが唐突過ぎて驚かされたが、明らかに続編を意識している。…がしかしパート2にまで至るのかかなり心配だ。だが、現在本作の続編、「BEYOUD SKYLINE」が製作中だ。予告編を見る限りは前作よりは金もかかっており、万人向けになっていそうだ。正式なパート2かは分からないが、まずはそちらを待つとしよう。
ワーストのSFかも…
決して劇場には足を運ばないだろうことを見越して、テレビ録画で見たけれど、予想通りというか、それをも上回る酷い内容だった。ある意味、ツッコミが激しすぎて楽しめたけれど。
CG含め映像が全くダメダメに感じてしまい、B級ものかなと思って軽く調べると予算1000万ドル─ハリウッド的には低予算の部類なのだろうか─。ちなみにID4はこの7倍超の予算だということをみると、10億円だとこの程度の映像になるということだろうか。しかしながら、何よりも驚かされたのが、この映画の興行収入が制作費の6倍超という事実。次も考えれる結果だし、内容も続編を感じさせるものだったけれど、残念ながら(?)その次は無かったようだ。まぁ日本だけでは2億円の興収だというから、日本だけに限ると大コケだったということになるわけだから、危ない橋は渡らなかったのだろう。
感想で金銭的なことばかり並べ立ててしまって、肝心の中身のことをほとんど述べていないけれども、とにかく自分の中では最低のSFだったという評価しかできないので、内容から離れた見方をしてしまいました。
地球人は征服出来ても、愛は征服出来ない?
いや、そんな考察は不要ですね。
何がしたかったのかなぁ。
映像は綺麗ですが、要らない伏線が多すぎます。
管理人のおじさんには、ビシッと決めさせてあげて欲しかったです。
問題の結末も、むしろその後が観たい気もします。でもそうなると、そもそも征服が無理なような。
ヒッチコックの裏窓的な構図?いや、これも褒めすぎですね。
最後の最後にもってかれた
全体の8割は予想できる展開でした。
でも、最後に主人公2人が結局降参して
バッドエンドで終わるっていう稀に見るパターンかと思った矢先のクライマックス。。
ニールブロムカンプ監督の作品背景に見る
マシーン・エイリアンと人間の複雑な関係
が一瞬頭をよぎりました。興奮しましたね。
なんじゃこりゃ映画。
劇場で観賞後、なんじゃこりゃと思いました。ポスターや予告編を見る限り、「インデペンデンス・デイ 」の様な世界を描いてしまったため、拍子抜けしたことは間違いないです。
ただ、冷静に観るとこれはこれで面白いのでは?
…と思う様になってきました。
登場人物はマンション中に立て籠りっぱなしで、とにかく動きがない。全然動かないです。
SFアクション映画と聞いたのにSFアクションという感じが皆無。武器を持たない一般市民視点のエイリアン侵略映画ですが、こんなの誰が観るの?と思う……
でも、それが面白いのかも?一般市民視点と言っても、エイリアンが出てこない事はありませんし、CGは素晴らしい。
ま、これは娯楽映画と割りきって観ると良いのかもしれません。
普通の人はつまんない映画だな~と思う筈ですが、中には超楽しめる!という人もいるんじゃないかなーと思います。
1つ注意しておきたいのが友人などにおすすめの映画を聞かれた場合、間違いなく本作は勧めてはいけないと言うことです。
変な人だと思われました。
色んな意味で絶望した!
映画評価:15点
まず、最初のシーンいらない
インパクト持たせる為に地球侵略体を最初に持ってきたんだろうけど、そんなのいらなかった。
あとは映像がファイナルファンタジーの様に綺麗でしたが、登場人物が生身の役者さんなんで二次元と三次元の画質がゴチャゴチャして見えてしまった。
そして敵が強すぎます
アリvs人間並に詰まらない
この強さの敵には、スーパーマンとかの超人チームが必要でしょ
アリの頑張りを2時間も見せられる観覧者の気持ちも汲んで欲しいものだ
最後の最後に、その2時間をもぶち壊すシーンがあるんですが、あんなんバカにし過ぎだ
【2014.6.8鑑賞】
低予算でもこの映像が出来てしまうハリウッドの凄さ
総合35点 ( ストーリー:10点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
IMDbによると、1000万ドルの予算で7800万ドルの興行収入を上げているので、視聴者の評価が低いくせに収益率はかなりいい。そしてハリウッド映画にしては低予算なのに、それでもこれだけのCG映像が出来るのがすごい。これを観れば、今後も大作でなくてもこのような質の映像の作品がたくさん登場してくるのが予測される。
それなのにこの恐ろしくくだらない脚本はなんなのだろうか。いくら低予算でももう少しくらいましな脚本はいくらでも準備が出来るはずだ。映像に係っている製作者がすごいだけに、なんでこんな脚本にその力を使っちゃったかなという思いが強い。それに映像が凄いと言っても、どこか他の作品で観たようなものがちょっと姿や角度を変えてるだけなので新鮮味はない。演出も平凡で、駐車場を出た瞬間にフェラーリが襲われるところ以外はたいして緊迫感も感じなかった。
スタッフロールまで見ること
エイリアンが侵略してきて大変だ!という初期の状況からとくに状況が変わらずに終幕。
スタッフロールにてまさかの紙芝居形式でまったく別の映画のような展開に。。。
続編が作られるわけはないけれど、オドロキはありますw
何もかもチープになった「ID4」
冒頭の青い光の怪奇現象は「Xーファイル」のよう。
序盤の登場人物たちの馬鹿騒ぎと確執ある関係は「クローバーフィールド」のよう。
「ID4」のような巨大宇宙船が現れ、「宇宙戦争」のような生命体風宇宙船が人類を襲う。「クローバーフィールド」のような巨大怪物も登場。
ドキュメンタリータッチのサバイバル劇は「第9地区」か「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のよう。
SFオタクが様々なSF映画にオマージュを捧げて作った侵略SF映画。
頑張って新味を出そうとしているが、どうも繋ぎ合わせの感は否めない。
チープなB級臭もぷんぷん漂う。
90年代以降のCG時代の侵略SF映画の真打ちは「ID4」だと思っている自分にとっては、不満が多すぎる出来。
でも日本で似たような映画を作ったら、技術面と合わせてもっと悲惨な事になるだろう。
それにしても…何なの、あの、中途半端な終わり方?
続編あるの?
だとしたら、凄い度胸だ。
ストーリーなんて気にするな!
特撮がすごい。
迫力もある!
地球が乗っ取られる恐怖感もある。
ガンツみたいで怖い。
その辺を想像すれば下手なホラーより怖い。
この手の映画でストーリーを追及する奴が多く評価するから
低評価になる。
評価1している奴はにわかってない。
この手の映画で感動を求めるな。
何でもかんでもアルマゲドンじゃないぞ。
全部が全部最後は円満解決じゃ観ている人に想像されちゃう。
B級SFと割り切ってみるべし
ネットではさんざんのレビューだが、レンタルで借りて観てみた。
結論から言うと、そんなにひどい作品ではない。
・意表を突きまくるアイディアは悪くない。固定観念で観ては行けない類いの作品。
・さすがのVFX(世界最高峰)。これだけでも観る価値がある
・登場人物が少なく、マンション内での視点がほとんどな分、自分に置き換えて宇宙人侵攻の怖さを感じる
・ラストも意外なアイディア。次回作がどういう展開になるか楽しみ。
雑なストーリーや演出はたしかにいただけないが、90分間、画面から目を離せなかった事実は大きい。やられたという感じ。
アバターとか、万人向けの豪華予算の娯楽大作と比較してはいけません。
顧客ターゲットと狙い、予算を考えましょう。
作り手は分かってあえてやっている。馬鹿じゃない。
同じ予算で、果たして日本でこれだけの映像作品が作れるか?
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