ロック わんこの島のレビュー・感想・評価
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フジテレビのめざましテレビの一コーナー“きょうののわんこ”で取り上げられた実話を基にした物語
古くは『南極物語』。この当時では『マリと子犬の物語』と、この手の話はいっぱいあるようだな。この2作に関しては、避難するとき犬まで連れていけないという理由で置いてけぼりにされたのだが、このロックでは犬たちもちゃんと東京まで救護施設に連れて行かれたのに、ロックはケージを開けて逃げ出したとのことだ。父ちゃん(佐藤)は嘘をつけない性格らしいので本当のことなんだろう。
民宿とは別にばあちゃん(倍賞美津子)の家でも同じゴールデンレトリバーのハナを飼っていたが、避難する直前に死んでしまった。ロックの母ちゃんだ。このハナは高齢出産だったためロックが産まれたときは死産かと思われたほど。このロック目線でのこもごも音声もあったりするけど、これはあまり効果的じゃなかった。
ストーリーもだいたい想像つくのだし、、小学生の芯の日記帳のナレーションで展開することにも目新しさはないのだが、映像が凄い。灰をかぶった家や道路など、効果を出すのには大変な作業だと思われる。ドキュメント映像も上手くかみ合っていた。
大型犬が見つかったという報せを聞いてタクシーに乗り込む親子。8740円という高額のタクシー料金だったが、どうも足りない。タクシー運転手(光石研)も犬を飼っているので、料金はまけてくれた。あぁ、いい話だ。防災関係者から獣医の元に届けられたロック。しかし、予想とは裏腹に、避難アパートでは犬を飼うことができないので里親に出すことを余儀なくされる。
公開の日はもちろん東日本大震災後ということも考慮してか、野山親子の避難生活も見事に描かれている。そして、ばあちゃんは犬が生きていたことをネタに精神的にまいってる避難民を励ました。
そして、帰島できることになったのは4年以上の歳月を要した。里親に出して、すっかりそこの家族になついてしまったロック。野山芯のことを覚えてるだろうか?といった話なのだ。ただ、その後半部分が子役も変わったりしているので、どうも感情移入できない。大急ぎで展開させた分だけ感情移入しにくいのだ。2時間の映画で4年の月日を映像化することが本当に大変なんだとわかったぞ。
苦行。
三宅島に関心があり、公開当時も映画館で鑑賞しましたが、ほとんど内容を覚えておらず。
先日乗った飛行機のエンタメでこの映画がラインナップされていたので、思い出しついでに再び見てみました。
結論は、タイトル通りの苦行でした。
とにかく見ていて自分勝手な主人公一家にほとんど共感できない。
にもかかわらず過剰なモノローグで泣け!泣け!とせっつかれる。
三宅島の噴火という実話を扱っているが、どの方面にも感謝と言う気持ちを持っていないこの一家を応援する気にはとてもなれなかった。
趣味丸出しの個性的すぎる民宿も非現実感を強調しているように感じた。
小田和正さんの主題歌も、「泣かせるための材料」としてフジが用意した感じがありありとして、折角のいい歌が台無し。
こんな作品で泣けるのは本当に純粋な人だけだろうな。
少なくとも私には無理。
耐えて見終わって思い出したのは、この映画は覚えておきたくない位不快だったと言うことでした。
時折、当時の映像が出てきて静かに訴えかけてはくるものの、クレジットによればそれらは独立局のMXTVが提供したもの。
この島は東京都、本来フジの取材エリアのはずですが、なぜ自社素材を活用できなかったのでしょう。
そういう所からも、そもそも製作したフジテレビ自体が三宅島に元々大した関心はなかったのかなと感じざるを得ません。
二度と見たくないので念のため感想を残しておいた次第です。
テーマの表現の仕方
物語が悲しいのではなく、作品の方向性に
対してです。お涙ちょうだい的なテーマ
は解るが悲しみが、わかない。
共感出来ない。
犬と災害との結びつきが希薄だから
テーマが、ぶれる。
もう少しストレートに一つのメッセージ
で良かったのでは無いかなぁ。
残念。
出た!スーパーステレオタイプ映画
2000年、三宅島の噴火で離れ離れになってしまった家族と愛犬ロックの絆を描いた感動わんちゃん映画。
実話、子役、動物、家族愛、TV局…「なくもんか」で皮肉ってた要素がてんこ盛り。
お涙頂戴見え見えの演出、オーバー演技、あざとく感情を揺さぶるナレーションと音楽…出た出た、このステレオタイプ。
いくら当時のニュース映像を挿入しても、実話なのに全く実話っぽさを感じられない安っぽいドラマ展開は痛い。
復興エールなら、「ヒミズ」の“頑張れ!”の方が胸に響く。
この映画、天皇陛下もご覧になられたそうだが…全く感動出来ず、色々と残念。
まだ「星守る犬」の方が重みがあったし、実話+子役+動物なら「マリと子犬の物語」の方が素直に感動出来た。
でもやっぱり、わんちゃん映画なら「ハチ公物語」が一番だね。
意外と面白かった。
招待券を頂いたので、見てきました。犬に焦点があるので、はしょった感はありましたが、今の震災のように、どんな時も人は出来事を風化させないで、語り継ぐべきだと思いました。お母さん役の麻生さんは面白いキャラクターだと思いました。子役もうまいし、結構泣かせるし、笑わせるし、面白かった。
見えない糸。。みたいな??
火山の爆発で、離れ離れになった家族(含 犬)の絆のストーリー♪
きょうのわんこは 見ていなかった(すみません)のですが、
犬は あんまり出てこないんだなあ。。というのが予想外でした(笑)★
個人的には 佐藤隆太さん見たさで見に行ったので、
それなりに楽しめました。^-^
ただ、もう少し短くてもよかったかなあ。。と、いうのと。
せっかくなので、復興という点にもう少し光があたっていればなあ。。
とは思いました。
ラストの、「きっといいことが待ってる~~♪」が、
映画全体を整えてくれた感の作品でした ☆= ^O^
腹立たしい
始まって10分で見る価値のない糞だと確信しましたが1人で来たわけでもないので席を立てず苦行でした。
脚本家とか監督が何を考えてるのか正気とは思えないです。
荒らしているわけではなく本心で無駄金を使ったと思いこれ以上犠牲者が出ないようにと思い書き込みました。
人と犬に優しくない。
自分たちさえ良ければOKにしか見えない野山家に共感できない。
そう思わせてしまう脚本に不満。
周りへの感謝と,人を思う優しさに欠ける。
モノローグ過多も気になった。
見どころは,
麻生久美子のやんちゃオカンぶりと,
土師野隆之介くんの泣きの演技のみ。
現実的な話じゃなくて,
希望満載のファンタジーにしてほしかった。
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