劇場公開日 2011年5月7日

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「消化不良」星を追う子ども トタ助さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5消化不良

2016年8月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

父を亡くし母が看護婦として働いているため、いつもひとりぼっちのアスナが、アガルタという名の地下世界から来た少年シュンに助けて貰う所から物語は始まり、アガルタを旅する事に。
物語の設定が独創的で独特の世界観があって面白い。次に何が起こって、どういう結末を迎えるのか、全く読めず、ツイツイ引き込まれてしまう。
ただ、意味ありげなシーンが意味なく散りばめられていて発散してしまうのと、全体を通しての芯のようなモノが無く、メッセージが伝わらない。アスカのキャラクターもシンの立場も、先生の満足度も、アガルタの人達のこれからも、全てが消化不良。設定が面白いだけに残念。

とたすけ