「たかが物でも異様な存在感に」127時間 ソロモンさんの映画レビュー(感想・評価)
たかが物でも異様な存在感に
さすがダニーボイルさんという感じで、ワンカットワンカット壮大で印象に残るものばかりでした。岩に挟まれるシーンから出てくるロープや水が監督の腕によってとても存在感を感じ、それらがいかに重要なアイテムなのか身に染みてきます。それぐらいこの作品はインパクトのあるシーンが多く、人間や動物、そのほかのモノに生命力を感じずにはいられなかったです。
それになんといってもジェームズフランコさんの演技はとても上手で、基本彼一人のシーンが多いけど何の不満もなく退屈することなく見ることが出来ました。他の登場人物が少ない分、彼はそれらを見事に補っていると思います。
・・・後どうでもいい話なんですが、あるシーンで主人公がオレンジジュースを想像したとき、私の口の中にオレンジジュースの味が広がった気がしました(笑)
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