「これがロン・ハワード監督作、か…。」僕が結婚を決めたワケ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
これがロン・ハワード監督作、か…。
この映画から“監督ロン・ハワード”を取り除いたら、ただのよくある退屈なラブコメディしか残らない。
ロン・ハワードのお陰で、この手の作品にありがちな下品な下ネタやベタなギャグが氾濫する映画にならずに済んだが、絶望的なまでに映画自体が弾まない。
ストーリーは、そろそろ恋人との結婚を考えている独身40男が、親友の妻の浮気を知って、“結婚”そのものを思い悩む…というもの。
一体どこで面白くなるのかなぁ…とボーッと見ていたら、ホッケーのゴールを決めておしまい。
…ン?アレレ?一体この映画の何に期待して見ていたのだろう?と思ってしまった。
ヴィンス・ヴォーンは最近こういうコメディばかり。
ジェニファー・コネリーも久々のロン・ハワード作品なのに添え物な感じ。
唯一、お久しぶりのウィノナ・ライダーの嫌な女ぶりが印象に残った。(TVドラマ「ブザー・ビート」の相武紗季が思い浮かんだのは僕だけ?)
とにもかくにも、残念なロン・ハワード作品。
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