劇場公開日 2011年2月26日

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「ラース・トリアーの他作品を見るガイドラインになり得る」アンチクライスト カメさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ラース・トリアーの他作品を見るガイドラインになり得る

2020年3月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.5
恐ろしく禍々しい。人間のネイチャー(本質)は他者を殺す事と説き、そしてそれこそが美しく芸術を表すモノだというラース・トリアー。その想いは他作品よりも本作の方が直接的に表現しており、ハウスジャックビルトを作った説明にもあたる作品。
しかしながら、その芸術を理解して見ても、本作の映像・表現は禍々しい感覚に襲われ、早くこの映画が終わって欲しいとさえ願い鑑賞する。
ただ、本作を見ておけば、ラース・トリアーの他作品を見るにあたってのガイドラインになると感じる。

カメ