RED レッドのレビュー・感想・評価
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シニアを舐めんなよ‼️❓
モーガン・フリーマンはゲストです。
引退したCIA工作員が、過去の工作に絡み命を狙われる物語。
ブルース・ウィリス主演・モーガン・フリーマン共演のアクション映画。
引退したベテラン達の活躍・・・がコンセプトになる作品なのでしょう。
日本程ではないですが、高齢化が進行している近代社会の中で、リタイア世代をターゲットにしたタイムリーな作品なのかもしれません。
物語は、ブルースを始めとする役者陣の魅力をしっかりと映すことに注力。気軽に楽しめる作品に仕上がっています。
ただ、物語としての面白みや説得力はそれ程感じず、映画としての評価は伸び悩みます。
日曜の夜、気楽に観るのにピッタリ
マッシブ老人の痛快活劇
面白くない
キャラクターもストーリーも型通りでいま一つ
こういうスパイモノもののパロディはキャラクター設定で九割方勝負が決まる。
本作の場合、こんな具合だ。
〇ブルース・ウイリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコビッチの3人が引退して年金生活を送る元CIAスパイ。
〇ウイリスは年金係の若い女性に入れ込んでおり、フリーマンは老人介護施設で女性職員を揶揄って喜び、マルコビッチは未だ私生活で全面警戒態勢を敷いている。
〇ヘレン・ミレンも半ば引退した元MI6のスパイで、ペンション経営を楽しんでいる。
恐らく凄腕スパイ時代とあまりにかけ離れたアンバランスさを強調するために、このような設定にしたのだろうが、小生にはちょっと芸がなさすぎる平板な設定に思える。
ライバルとなるCIAの若手エージェントも何やら型通りだし、女性上司はろくに存在感がない。
ということで、キャラクター時点で本作はあまり期待できないのだが、その見込み通りストーリーも昔のスパイ時代の敵と味方双方のネットワークを生かすとか、常套手段過ぎてあまり盛り上がらない。
やや面白いのは、ロシア大使館のコックスがナイフを取り出し、どうするのかと思ったらウオッカのボトルを開栓するところ、機密の資料室に行ったCIAエージェントの「こんな場所があるとは知らなかった」という呟きに対し、資料係のボーグナインが「ないんだよ」と念押ししたり、ミレンが大口径の機銃を掃射するところとか、一発芸的なところだろうか。
マルコビッチのぬいぐるみはやりすぎだろう。
また、アクションはよく出来ていて、なかなか見ごたえがある。
外見は強面だけど内面はセンチメンタル
人生最後の恋
2022年 37本目
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