「グランパの恋」RED レッド kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
グランパの恋
グランパなどと現役CIAエージェントのクーパー(カール・アーバン)にもバカにされてしまうフランク(ブルース・ウィリス)だったが、なんちゃって無敵ぶりを発揮し、かつての仲間ジョー(モーガン・フリーマン)、マービン(ジョン・マルコビッチ)、ビクトリア(ヘレン・ミレン)と共に暗殺される理由を探り出す。
ゆるいスパイアクション・コメディといった雰囲気だったし、老人の恋、しかも年金係の姉ちゃんサラと電話から始まる恋物語もゆるく絡んでくる。贅沢すぎる有名俳優陣のお笑い担当ジョーとマービンだったが、軍需産業の悪党宅でジョーが殺されてしまう。こ、これは贅沢の上に真剣度までもプラスしてくるのか(80歳と言ってたから殺しやすかったのか)・・・と感じた。元MI-6エージェントのビクトリアもロシア要人との恋物語があったりで、なかなか楽しい。
フランクが狙われていた理由も81年のグァテマラの虐殺事件が絡んでいた。しかも黒幕には副大統領が絡んでいた!という社会派要素まで加えてきたアクション。バリバリ現役エージェントのクーパーも寝返らせて、最後には・・・といったエンディング。『エクスペンダブルズ』なんかとも比較してしまうが、やっぱり頑張れOLDMANといったメッセージがあるのだ(まじ?)。
リチャード・ドレイファスまで出演してるし、やっぱり贅沢!個人的にはアーネスト・ボーグナインが頑張っていたことが嬉しかった。
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