ブラック・スワンのレビュー・感想・評価
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怖すぎるよ〜(泣)
僕は怖い映画を見た事がない。
ナタリー・ポートマンつながりで借りてきたら、とんでもない映画だった。心理スリラーって説明をあとから読んで納得。心理的にジワジワくる怖さで怖すぎるよ。
序盤から、主人公ニナがとにかくストイックで、見ていて辛い。ストイックな映画は辛い。バレエとか芸能、スポーツこういう世界かなあ。
また母親が怖い。爪を切るシーンとか、痛々しいシーンも多くて心的負担が大きい。見ていてすごく辛かった。こんな映画はなかなかない。
傷をずっと気にするシーンが何回も出てきてそれも怖かった。皮膚がんかなんかなのかと?!と思ったがなんだったんだ。
傷から何か引き抜いたり、指の傷を引き剥がしたり痛々しくて死にそうになった。
麻薬を飲まされたりして、プレッシャーにも押しつぶされて破滅的に狂っていく。狂気。
ナタリー・ポートマンは美しいです。かなり美形だけど、やっぱり日本人の顔が好きだなあ。やっぱり私はアジア人。この人があのレオンのマチルダなの?!全然違うよなあ。
最後に舞台裏でライバルをガラスで刺して殺してしまい、もう見るのやめようかと思った。
最後まで、ハァハァ言いながら見ましたら、幻覚なのかい!幻覚がいっぱい。
また官能的なシーンも多かった。大女優がクンニリングスされる映画なんて初めて見たよ。体当たりだな。ニナの演技が生々しいな。
これはかなり苦手なタイプの映画です。
ホラーは絶対に見ないですが、こういう心理スリラーきついな。どういうときに見たいと思う映画なのか、とんと想像がつかないんである。
定まらない視点がつらかった
ナタリーさんの演技は素晴らしかったと思います。バレエってたしかにアートとしてとても完成されているんだとよく理解できました。ただ私にはカメラワークがつらかった。
おそらく心理描写の一部としてのあえてのぶれる映像なのだったのかとも思いましたが、バレエの動きを動的な撮影で見せられると無理に不安定な感情を煽られてしんどかった。
展開を想像するのは割と容易な作品であったので、目に入る映像のぶればかりが気になってしまった。
Wの悲劇。荒井晴彦はどう観たか。
推す。
言う通り多作(特にハネケ「ピアニスト」)を混ぜた一作。
これを子役上がりの華奢な彼女がギリギリ演じきる。
役と女優自身の接点の二重構造のサスペンス。
「Wの悲劇」薬師丸。
ならば将来「ALWAYS三番街?の夕日」母役当確か。
荒井晴彦はどう観たか。
狂って堕ちて
ラサール石井が浅田真央ちゃんに「男作らないと自分の殻を破れないよ」的な発言を数年前にしていたが、まさにその発言を映画化したような作品。
この映画に絶対的な悪は存在せず、不相応の大役を任された純粋無垢な主人公が、追い詰められ崩壊していく様子が延々と描写される。ただバレエを踊っているだけなのにサスペンスとして成立するのは監督の手腕といえる。
ラストの何もかも吹っ切れ、黒鳥に取り憑かれた様なナタリーポートマンの演技は圧巻。できれば映画館で見たかったです。
ナタリー・ポートマン苦手な人でもいけるんじゃなかろうか
レオン以降、どんな作品を見ても、
ナタリー・ポートマンが大人に見えなかったんだけど、
今回は完全に脱皮してる!
すごい気迫だった。
オスカー受賞も納得。
ちょっと中途半端
お嬢様育ちの女の子が、舞台での大役抜擢のプレッシャーに押しつぶされ、精神を崩壊させていく物語。演出上の狙いなんだろうが、現実と幻想の境目がわかりづらく、やるならもっと過激に、幻想の世界は鏡の中で、とかにすれば、より良かったんじゃないかな?
このカメラワークは天才の賜物か。
観ていて、脇の下から臭い汗が大量に噴き出してきました。
だから私はオカルト映画は観ないことにしてたんですが、不覚……。
しかし、すごい映画ですね。
追い詰められる人間の心理を、観る者に同時体験させてやろうという野心作で、その狙いは100%成功していると思いました。
このカメラワークで映画を作ろうと考えた監督は天才だと思う。
主演のナタリー・ポートマンはアカデミー主演女優賞を取ったわけで、彼女の演技も、たしかにすごかったのですが、監督になんの賞も与えられなかったのは、ちょっとかわいそうかも、と思ったのでした。
平日だというのに館内はギッシリでした。
観るなら早めに行って席を確保しないと辛いかも、と思いました。
怖い怖い
主人公が完璧を目指し狂気に染まっていく。周りのいじめ、演出家の鬼指導とかで狂ってくのかなと思ってたけど、演出家もそんなに厳しいわけではなく(そう感じた)なんか違った。演出家に言われるとすぐ泣きそうになり、主人公がとっても繊細でメンタルが弱い。心の弱さから疑心暗鬼になって次第に狂気に飲み込まれていくのが怖かった。
幻覚が見え始めるが、もはやホラー。怖い怖い汗。
この監督の作品「レスラー」と似たようなラストだなと思ったが、今作は救いがなく、後味が悪い。
"完璧"に取り憑かれた人間
なんと言ってもナタリー・ポートマンの演技が素晴らしい!
ニナは黒鳥という役に入り込む為に精神的に追い詰められやがて幻想とリアルの区別がつかなくなる。
ドキュメンタリー風なカメラワークということもあり、ニナを演じるナタリーポートマンではなく、バレエをやっているニナという人物が主役の作品と錯覚してしまう。
それぐらいナタリーポートマンの演技は狂気と劣等感で満ちていて完全にニナになりきっていた。
と演技ばかり絶賛しているがもちろん作品も凄い!
バレエという「芸術」に、芸術の中の「官能」を足し、更に官能の中の「狂気」をとりいれ、さらに更に狂気の中の「幻想」ときた。
ニナが闇に堕ちていく様がリアルで怖いし、闇に堕ちてからの幻想で満ちた世界も怖い。
映画が音楽や演技、美術などが合わさった「総合芸術」なのだと改めて思わされた。
映像芸術
バレエとホラーという珍しい組み合わせ。美しさと怖さが違和感なく共存する独特な雰囲気に引き込まれました。不気味で怖く見せる演出力が突出しています。日常に忍び寄る不穏な影。リアルに想像できる痛々しさを描くのが上手いと思うました。美しさと怖さを芸術の域にまで高めて作品です。ラストシーンの美しさは思わずため息が出るほど。映画の中で一番好きな作品です。
演技に圧倒
アカデミー賞主演女優賞作品。本当にナタリーの演技には圧倒された。ストイックさが、精神が追い詰められ壊れていく姿が凄まじく印象的。久々にいい映画を観た。スリラー映画と聞いていたがビクッとなるシーンは何回かあったがそこまでだったが、人間の精神を追い詰める様はすごかった。一度は観るべき映画だし、何度でも観たい映画。
アロノフスキー作品の特徴
手ぶれカメラの追っかけや、
BGMより大きく聞こえる役者の呼吸とか、
最後の終わり方も、
「レスラー」のランディそっくり。
想像してたものとかけ離れた怖さだった。
リリーが土屋アンナにそっくり。
BLACK SWAN = あり得ない事の例え
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