ブラック・スワンのレビュー・感想・評価
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5点でもたりません ハラショー!
満足する映画に、久々に出会えたという感じです。
スワン クイーンに抜擢されたナタリー・ポートマンの、
舞台までのお話です。
心地よい恐怖と張り詰めた空気がたたみかけてきて、
すごすぎて、絶句。
バレエに特に興味がなくても、(男性の方でも)
是非、是非、劇場で見てほしい作品です☆
クライマックスは拍手で終わりますが、
こちらもスタンディング・オベーションをしたくなります♪
これが私の生きる道。
ナタリーの演技が、鳥肌もの。
NYに住んでいて、バレエ経験もあり、NYバレエ団の公演が好きで観に行くこともあるので、この作品はとっても楽しみにしていました。
映画が始まった時、「あれ?」と思いました。
Nina役のナタリーのバレエの演技が、普通。。。というかちょい下手。
進んで行くうちに、「あ、そういうことね。」とは分かるけれど、観ていて何だかドキドキ。
だって、本当にこのバレエの技術のままだったら、どうしよう・・・と。
いくら映画とはいえ、ちゃんとバレエの上手な人選んでるよね??とか。
ちょっと気になって、映画観ながらナタリーをgoogleしてみると、ちゃんと4歳から13歳までバレエの経験があるらしい。
そう聞いたら、なんだか安心して&期待して観られる☆
この映画の注目すべきは、人間の心理の恐さ。
なんだか、どこまでが現実でどこが幻想なのか。
毎回、「これこそ本当にやっちゃったのかも。」と、感情移入しまくって、ハラハラドキドキ。
そしてクライマックスに近づき、Black Swanの踊りを舞台で披露する、Nina。
これが、凄い・・・!鳥肌が立つくらいに、素晴らしい演技。
初めの方の下手くそなバレエは、布石にしか過ぎなかった。
(それにしても、ちょっと下手に踊りすぎてたけど・・・ww)
だけども、バレエとしての技術の未完成さをカバーするかのように、カメラワークが動き回りすぎるので、ちょっと酔いそうにもなったけれど。
それにしても、ナタリーの「バレエ」というよりも「何か乗り移ったバレリーナの役」をやっている姿は、瞬きするのも惜しいくらいの圧巻。
お勧めです!
“完璧”とはいかないアロノ不スキーバレエ団
ダーレン アロノフスキー監督といえば、「レクイエム フォー ドリーム」や「レスラー」といった作品がまず思いつきますが、本作「ブラックスワン」は「レクイエム~」や「レスラー」を超える素晴らしい作品になったのではないでしょうか?アロノフスキーワールド全快と言った感じですが、残念なことに「ザ タウン」のベン アフレック監督同様にエンディングで決定的なミスを犯してしまったように思います。それだけが非常に残念です。
ニューヨークのバレエ団に所属する主人公のニナ彼女は団長の目に止まり「白鳥の湖」のプリマに選ばれるのですが、決まったとたんに様々なことが起こり始めます。エロ団長の必要以上の要求、虎視眈々と彼女のポジションを狙うリリーの存在。母親との争い、彼女自身の完璧への拘り等彼女を苦しめる要素がたくさんあります。
注目はこの作品の演技でアカデミー賞主演女優賞を受賞したナタリー ポートマンの演技と練習風景、豪華衣装の数々そして、何と言っても圧巻なのはクライマックスの「白鳥の湖」です。
ナタリー ポートマンは「レオン」から観ていますが、本当にすごい女優さんに成長したと思います。こういったハードな役に挑戦し見事演じきったように思います。一人の女優としてだけでなく一人の女性として見直してしまいました。ダンスの練習風景なんかも動きがシャープでキリッとしていてとにかく素晴らしかったです。そして、クライマックスでは優美と言う言葉がよく似合う動きと衣装の着こなしがとにかくよかったです。もうナタリー ポートマンの頑張りがあってこそこの作品はある程度良作になったのではないでしょうか?もちろんヴィンセント カッセルやバーバラ ハーシーさらには、ミラ クニスと言った豪華脇役陣もそれぞれの役を完璧にこなしていたと思います。
さて、この作品の決定的なミスは何なのかという点ですが、それはアロノフスキー自身が招いた失敗だと思います。何かと言うとクライマックスの「白鳥の湖」の最中メイク室でニナがリリーにあることが起きるのですが、その後その出来事が何もなかったかのようにリリーが普通に立ち上がってニナに話しかけているではありませんか?これはなぜなのかまったくわかりませんでした。アロノフスキー監督の真意がどこにあるのかよくわかりません。
しかし、これは傑作に近い良作です。多くの人に観てほしいそんな作品です。
芸を極める
そうゆうことだったのか。。
とにかく圧倒されました!
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