「映画のジャケットは渋い」エル・トポ アキよりさんの映画レビュー(感想・評価)
映画のジャケットは渋い
アレハンドロ・ホドロフスキー監督のオカルト映画。
ストーリーは鑑賞して下さい。
主人公は最強のガンマンらしく馬に全裸の息子を乗せて旅をしている様だ。まるで日本版の子連れ狼の様に見える。いや、全く別の物です。
荒野の砂漠で訪れる村は海賊に襲われ人々が無惨に殺されています。
とにかく血が赤いのが印象に残ってしまう。
そしてセリフがなくキャストの演技もあまりなのでストーリー性もしっかりしているが、いかんせん伝わりづらい。
感想はやっぱり難解です。
しかし、映像表現の自由を思いっきり振りかぶっているのは伝わります。
当時のジョンレノンが評価されて話題の映画になったと。そりぁ話題になるかと。
あとは、芸術的なセンスが良いのか?私にはまだまだ思考が追いつかない。
コメディー要素があり宗教的な観念が強い作品なので刺さる人にはたまらないんだろ。
また、障害者のキャストをあれだけ起用しているのも凄い。しかし障害者の人間を純粋な人間であるように描いているのも印象的だ。
メッセージ性の強い作品だけに見たい人だけ観てくれと言う、興行収入に囚われていない作品には間違いない。
あと、主人公の息子のチンチンのボカシは必要なのか?
まぁ大人の事情でしょう。このような作品も刺激になります。
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