劇場公開日 2010年11月6日

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「痛快!Fake(うそ)から出た映画(まこと)」マチェーテ ratienさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0痛快!Fake(うそ)から出た映画(まこと)

2024年7月27日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

笑える

楽しい

興奮

サイコー!この映画大好きです!何回みても楽しめる!テンション上げまくり!未成年には見せ~ねん、なんてR-18映画なんですけどね。

もともとは、『グラインドハウス」に挿入されていたフェイクの予告編。そこから一本の映画にしちゃうってんだから、ホンッと驚きました。
それも、70年代の雰囲気そのままで、冒頭から、エロありグロありのハイテンションムービー。
最初のグロいシーンは、「ランボー4」のCGまるだし虐殺シーンなんて目じゃない生々しさ。手が飛ぶ!首が飛ぶ!「片腕マシンガール」とまではいきませんが流血の雨もすごいです。
それからエロ。綺麗な裸の女性を服も着せずに連れてっちゃうの・・・なんて思ってたら、いきなり裏切られちゃって超ピンチ!
とにかく、ご都合主義もお構い無しで、楽しめる作品です。メチャ面白い!

ちょっとみるとB級臭がプンプンなんですが、出ている俳優さんは、一流どころばかりですね。
まず、大好きなジェシカ・アルバが捜査官。強いのか弱いのかよくわからない範囲で頑張ってくれます。とにかく可愛いから何でも許せちゃう。おまけに、今回の映画化にあたっては、ヌードシーンもありました。(結局CGのウソだったみたいですけど・・・)
そして、あのロバート・デニーロ!これまた、大好きな俳優さんですが、今回は悪徳政治家バリバリです。殺人シーンをビデオに撮ったりしても全然平気。とは言っても、ちょっとかわいそうな部分もあったりして・・・。
沈黙のセガールも悪役として登場します。すっかり恰幅がよくなってて・・・ただ、冒頭のあのシーンから、どうやってマチェーテが助かったのかが今だに不思議ではあるのですが。
ミシェル・ロドリゲスも今作品で大活躍ですね。あの豊満なセクシーボディもさることながら、眼帯はめて銃をぶっ放す!とにかくすごい!
あのリンジー・ローハンが尼さんのコスプレで銃を撃ちまくる。ミニスカナースも銃を撃ちまくる。神父さんまで銃を撃ちまくる。
もう全編がばかばかしいくらいのガンアクションの連発!ホンっと楽しかった。

主役のマチェーテ、メチャクチャおやじのブ男ヒーローなんですが、まぁ、モテる。あのジェシカ・アルバオヤジと添い寝をしたり、ラストシーンはちょっとムッとしましたが・・・。(というよりうらやましかった。 )
とにかく、傷だらけになっても、なたを振り回して、強い、強い。ホンッと魅力的なキャラです。

この多彩な登場人物が織り成すストーリーなんだから、面白くないわけがない!

ratien