劇場公開日 2010年11月6日

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「【”メキシコ人を舐めんじゃねえ!”「フロム・ダスク・ティル・ドーン」meets「ボーダー・ライン」愚かしきトランプに”もう結構です・・”と言わせるまで見せたい作品である。(意外と好きかも・・)。】」マチェーテ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”メキシコ人を舐めんじゃねえ!”「フロム・ダスク・ティル・ドーン」meets「ボーダー・ライン」愚かしきトランプに”もう結構です・・”と言わせるまで見せたい作品である。(意外と好きかも・・)。】

2022年4月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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ー 短刀(マチェーテ)の使い手にしてメキシコの敏腕捜査官だったものの、麻薬王トレースに妻子を殺されたマチェーテ(ダニー・トレホ)。
  テキサスで日雇いの労働者となっていた彼にブースという男が不法移民排斥を掲げる上院議員マクラフリン(ロバート・デ・ニーロ)の暗殺を依頼するが、その裏には思わぬ罠があった。ー

◆感想

 ・マチェーテを演じたダニー・トレホのどこからみても、メキシコ人という風貌が強烈である。で、彼は妻子を惨殺されながらも、顔は怖いが人として立派であり、キャラも強烈である。

 ・ロバトート・ロドリゲス監督が大好きな、草刈り機や短刀による少し笑える殺戮シーン満載である。

 ・ストーリーはシンプルで、メキシコとの国境線を不法移民流入を阻止するために強化とする上院議員マクラフリンが手下のブースを使って法に触れた手法で画策する。

 ・それに対抗する表向きはタコス屋を営むルース(ミシェル・ロドリゲス:こういう作品には、欠かせません。)達。

 ・麻薬王トーレス(スティーブン・セガール)が、マクラフリンを表面上、手助けするも娘のエイプリルに認められたいとマチェーテの兄の神父に告解していたり、けれどエイプリルは奥さんも含めて、マチェーテと全裸でプールで遊んじゃったり・・。

<メキシコ系の俳優さん、大集合のトンでもムービー。けれども、これが面白いのですよ。
 未だに大統領の座を虎視眈々と狙っているトランプに見せたい作品No1である。>

NOBU