「光る宇宙」機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
光る宇宙
"機動戦士ガンダム(映画)" 三部作第3部。
Netflixで鑑賞。
テレビシリーズは未見。
作画のレベルが前2作と比べて格段に良くなり、精密さがありました。めちゃくちゃ鮮明で、とても観易かったです。
ガンダムやキャラクターの顔が崩れてしまうような、作画崩壊を起こしている個所が殆ど見受けられませんでした。
それはさておき、ついに地球連邦軍とジオン公国軍の戦争がクライマックスを迎えました。両者の総力が結集されたア・バオア・クーでの最終決戦は、ホワイトベースが落ち、ガンダムの他、共に激戦を潜り抜けて来たガンキャノンも敵の猛攻の前に行動不能になるなど、手に汗握る展開の連続でした。
ララァに導かれ邂逅したアムロとシャア。人類の可能性を信じる男と、絶望した男の因縁は、宇宙を揺るがし続ける…
[余談]
前2作よりも、展開が駆け足な感がありました。ミライとスレッガーがなんの前触れも無くイイ感じになっていて、困惑しました。さらに、父親を暗殺し暴走したギレンが、呆気無く妹のキシリアに殺害されてしまいました。テレビシリーズでは、それらにいてもっと掘り下げられていたのかもしれず。総集編ならではの弊害が出たのかもしれないなと思いました。
※修正(2024/06/06)
今頃コメントですみません。
キシリアとギレンの件はテレビ版でも掘り下げられてないのは確かです。
せいぜいシャアとの会話で「私はギレン総帥を好かん」と言ってたくらいです。
この二人をもう少し知りたければ漫画版「オリジン」をおすすめします。掘り下げられてます。後付けですが。
まあ、肉親の命さえなんとも思わない2人が上下関係になるとこうなっちゃうよ、ってとこでしょうか。
自分は、当時劇場で3部作全て見ましたが、TVも全話見ていて、んんー掘り下げられてはいなかったような…。キシリアは もともと 強欲で 支配欲が強いので 隙があれば、殺すでしょう。