ある夜のできごとのレビュー・感想・評価
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生3つ。からあげ、枝豆、串盛り、ああ、煮込みも。
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映画「ある夜のできごと」(鈴木聖史監督)から。
主人公が誰なのか、何を伝えたいのか、いろいろな意味で
わからないことが多い作品だった。
男3人が故郷で集まっても、よほどのことがない限り、
平凡に、そして普通に、なんとなく時間が過ぎていく。
どこにでもある風景を切り取ったに過ぎない気がしてならない。
だからこそ、32歳の男3人の居酒屋の会話を、一言にした。
畳に座って、おしぼりをいじりながら、メニューを見る。
たぶん、メニューを見なくても、店が違ってもこの台詞だろう。
「生3つ。からあげ、枝豆、串盛り、ああ、煮込みも」
「このラインナップは外せないよね」
「玉子焼き、漬物の盛り合わせ。シーザーサラダ」
メモしながら、自分でも可笑しくなった。
私たちも、ほぼ同じパターンの会話をしているからだ。
55歳は歳を重ねた分、ビールのお代わり時に、
「もう一杯ビール」「俺は、焼酎に変える」「冷酒」と分かれ、
あとはマイペースで注文していくのであるが・・。
う~ん、だからタイトルが「ある夜のできごと」なのかな。
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