阪急電車 片道15分の奇跡のレビュー・感想・評価
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様々な人生が交差する
様々な人生が交差するオムニバス系の映画は嫌いではありませんが(特に好きなのは[エイプリルフールズ]と[しあわせのパン])、そういった中では繋げ方が今ひとつの印象です。
たくさんの有名女優陣が出演しそれぞれの魅力を発揮していますが、この中で出演女優賞をたげるとしたら芦田愛菜ちゃんかな。
ほんわかそわか
ほのぼの
結婚間近だったOL高瀬翔子(中谷)の話から・・・別の女に子どもができたからと別れ話を切り出された翔子。承諾する代わりに結婚式に招待してもらい、ウェディングドレスを着て晴れの舞台に汚点を残してやろうとした。
萩原時江(宮本信子)は孫の亜美(芦田愛菜)を連れて、息子夫婦の関係に悩む。。大学受験を控えた門田悦子(有村架純)は年上の会社員と付き合い、志望校が無理だと言われる。半同棲中の森岡ミサ(戸田)はDVの彼氏に悩む。平凡な主婦・伊藤康江(南)はPTAの奥様グループの誘いを断ることができず・・・。権田原美帆(谷村美月)、小坂圭一はおしゃれな大学に馴染めない。
関西学院大学は“かんせい”と読むんだと知ったのは高校時代。しかしローマ字表記がふつうと違い“KWANSEI”だと気づいた。
小さな親切、大きなお世話。道徳教育の一環として作られたようなストーリーなのか?良質の群像劇は終盤にきて、思いがけない繋がりが見つかったり、ほぼ全員が何かで結びつくようなストーリーだと思っているが、この映画ではほんのわずかの市井の人々が電車を通して会話する程度。まぁ、日常生活においても起こりうる程度の人間関係だから、ほのぼのとしてくることは確か。
人と話したくなる映画
知らない人に声をかけあう事の良さを感じました。
他人との距離感が遠い今こそ、その良さが分かると思います。
自分にとって全く関係ない、電車内にいる人達も、それぞれ悩みはあるのだなぁと思うと、世界を見る目は少し変わるかなと感じます。
とても心が温まりました。
後半に、急にアニメ調のCGが出てきて「ん?」ってなりました。
それまでの雰囲気と全く変わってしまっていたので、そこはいらないかなぁと思いました。
舞台が阪急電車西宮北口から宝塚で、自分の通う学校の通学路だったので、各シーンの舞台の駅がとても身近で、そういう面が1番楽しめました。
ところどころで、地元愛を感じるものが描かれているので、阪急電車をよく利用する方は必見だと思います。
電光掲示板のメロディも、「あー(^^)」ってなります笑
とにかく癒されます
脚本の岡田惠和さんならではの「やさしい」世界観が存分に繰り広げられている作品です。電車を通したそれぞれの日常を舞台に、とてもあたたかでほっこりする物語が描かれており、つい何度も観たくなります。
キャストは、阪神間ご出身の役者さんたちを中心に起用されているだけでなく、実力のある方たちばかりで、とても素晴らしいです。
とくに、宮本信子さんが味のあるキャラクターを好演されており、「強い女性」像を絶妙に表現なさっています。現在の岡田惠和さん作品における宮本信子さんのポジションは今作で確立されたともいえると思います。
ちなみに、有村架純さんが今作に出演したことが朝ドラ『ひよっこ』のヒロインに指名されたきっかけとなったとか。
改めて見返してみると、鈴木亮平さんが出演されていて驚きました。
高校生の頃好きな作品で
キャストが…
原作大好き。
映画版はキャストがな…
あと、図書館のカップルが画かれてなかったのが残念。
あの『生』のエピソード好きなんだけどな。エンディングに『生』が映像にはなってたが。
…それは原作との違いでしょうがない。
本作は原作の雰囲気は活かしつつ、アレンジを加えてあった。
そもそも雰囲気好きなのはわかってたけど、今まで観てこなかった理由がわかった。
キャストがしっくりこないからだ。
話は好きだからリメイクしたらまた観たい。
一歩前へ踏み出したくなる
何気ない日常の中のわずかな時間を電車内で共有する人々の物語。
宮本信子のおばあちゃんと孫の芦田愛菜ちゃんがとても良い。
車内で聞こえてくる会話が物語を紡ぐ。
車内に佇むウエディングドレス姿の女性に声をかけ優しく話を聞きアドバイスをするおばあちゃん。
赤の他人だからこそ話せることがある。話したら楽になるわよ。本当にその通りだと思った。
イケメン彼氏にDVを受けているが別れられずにいる彼女。車内で怒鳴り散らす彼氏に驚いた孫は大泣きする。おばあちゃんは孫に言う。「泣くのはいい、自分で涙を止める事の出来る女になりなさい」と。
おばちゃん集団は車内でお喋り。突然の腹痛で途中下車したおばちゃんにDVを受けていた彼女が介抱する。
「そんなの友達じゃないからもう付き合い辞めたら」
断る勇気を貰ったおばちゃん。
駅のホームで少女が1人。
どうやらハブられているらしい。
偶然同じ名前だった女性は少女を励ます。
「きっと貴方はステキな女性になる、だって私に似てるから」
おばちゃん集団は今日もお喋り。
すると孫が言う。「電車の中では静かにと習ったのに何でお喋りしてるの?」
おばあちゃんは「あなたは、面倒なことに口を挟んだわね」おばちゃんvsおばあちゃん。おばあちゃんの圧勝。
電車内で席を譲ってくれた青年がお祖父さんの若い頃に似ていた。あんなに犬は飼わないと言っていたおばあちゃんが犬を買って来た。
孫「私にも貸して」
おばあちゃん「だめです。これは私の犬です」
ほんわかしていてピシッと筋の通ったおばあちゃんはカッコいい。
心が荒れた時に
誰かに声をかけたくなる作品。
人生捨てたものじゃない!って思わせてくれます
五十八歳にもなるおっちゃんですが、久しぶりにこの映画を観て、やっぱり感動したし、これからもまた何度も観ると確信できる映画です。
特に、生きて行く上で問題を抱えている時ほど、勇気をもらえる感じがして、劇中の台詞ではないですが、人生捨てたものじゃない!って思えるし、自分の感覚はおかしいのではないだろうか?という、皆と違う生き方をしている自分にも自分からエールを送りたくさせてくれます。
確かにこの映画のよさが分からないという方もいると思いますが、マイノリティである方向性はそれぞれ違うので、分からなくてもいいと思います。ですが、この映画の主人公達のような方々は確実に居て、そんな人には刺さると思います。
また中には、こんなことはありえない、と評する方も居ますが、とんでもないです。あります。とはいえ、土地柄があります。東京ではありえないでしょう。神戸だからこそなんです。色々な想いを押し殺してしまいがちな東京にはない、神戸だからこその何か波長のようなものがあります。
もし、孤独感を感じ、それを「何とかしたい」と感じているのだったら、「何とかしなくてもいいのだ」、ということにも気付かせてくれるはずですのでそんな方には特にオススメです。
パッとみた印象は無害の伊坂幸太郎のようなかんじかな。 だいたい話の...
強いおんなになりたい
いやー超よかった!
中谷さんと戸田ちゃんが出てる、
主題歌がaiko、
映画の雰囲気がなんか好み、
っていう理由だけで話もあんま知らないまま見たけど
あたしこの映画めっちゃ好きです!
ぜひ女子には見ていただきたい!
女の子のための映画な気がする。
ネタばれしないように感想を書くとしたら、
中谷さん何着てもきれいすぎ、
戸田ちゃん足きれいすぎ、
玉鉄の役がよすぎ、あんな人おったら会ってみたい
勝地君と谷村ちゃんのエピソードがきゅん、
そして宮本さん演じるおばあちゃんが素敵すぎた!!!
あたしはあんなおばあちゃんに心底なりたいです。
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