うさぎドロップのレビュー・感想・評価
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アニメ観てから映画見た感想
ダイキチの性格や思考の仕方がアニメとは違った
コウキママもアニメとは全然違う
つまりこの映画はアニメとは比べてどうのこうの言えない映画だった
アニメに忠実な実写版を期待しているなら見なくていいだろう
別の作品として楽しみたいならいいんじゃね?
まぁ別の作品として観ても
山なし谷なし映画で面白くないかも
眠くなる
ストーリーが単純なので、途中で寝そうになりました。何か、無理して感動させようとする映画の典型で、感動するより、しらけてしまう感じです。レンタルで十分な作品だと思います。
マルマルモリモリとは全然違いました♪
ずーっと見たかったのですが、芦田愛菜ちゃんが出ていた、某ドラマにはまっていたので、イメージが被るのが嫌で、見るのを躊躇していました^^; 全体的にはホンワカした感じの作品でしたが、所々に笑えると言うか、ツッコミ入れたくなる箇所もあり楽しめましたね。 あ、キタキマユさんって女優さんになってたんだ。ドラマ「カバチタレ」も10年前なのかぁ。。
父性の中の母性。
原作といっても、端くれの^^;
劇場で試し読みコミックをチラリ読んだだけなのだが…
一度でファンになってしまった♪これは観ようと心に誓い、
そこへ深夜アニメ「ノイタミナ」でも始まったりしたもので、
すっかりうさドロ(この略し方、ダメですかね^^;)ファンに!
可愛いんだわ、この大吉とりんのやりとりが。
まぁ映画版は…なんでSABU?っていうとこからですかね。
コウキママのキャラもまるで違うし、妄想シーンとかねぇ^^;
確かに原作とはまったく違うシチュエーションばかり(爆)
ただ大吉とりんの演技(松ケンと愛菜)は普通に上手いです。
エ?大吉!?とは思うけど(爆)まぁ似てる似てないというのは
確かにかなり気になりますが、しかし松ケンも頑張ってるし~。
愛菜ちゃん演じるりんの風情、結構出てるんじゃないかな。
あまり子供っぽくないんだよな、はじめの頃のりんちゃん。
大吉という最大の味方(おじいちゃん以来の^^;)を得て初めて
心を拓きどんどん強く明るくなっていくのが今作の見せどころ。
大吉とりんの成長過程をどれだけ上手く魅せられるかが鍵か。
うーん^^;やはりアニメには及ばないですが、これはこれで
なかなか面白かったです。変な間、とかありましたけどね~。
原作(もおそらくそうなんだろうけど)アニメで一番驚いたのは
とにかく、大吉のお母さんがまったく手助けをしないところ。
独身の男性が、しかも仕事をきちんとこなしている独身男が、
どうやって6歳の子供を育てていくわけぇ…?あり得ない選択に
あり得ない奮闘が相次ぎ、それでもりんのためには決して音を
あげない、どころか子育てを楽しんじゃっている気がする大吉。
(今でいう、イクメンってやつ?)まぁ~微笑ましいのなんの♪
これだけ愛されれば(しかもおじいちゃんに顔がソックリだしね)
りんもホッとして甘えられるだろうしな。時間を経て、やがて
実家にりんを連れていく大吉に、両親はとても優しい(アニメでも)
あ~そうか。ただ可愛いの面倒みてあげるのと、世話を焼く親は
沢山いるもんだが、こんな風に子供のやり方を見守る姿勢が大事
だったりするんだよな。親になろうとしている子供をその親で
ある祖父母が見守る。とてもいい光景だと、その場面で分かった。
あーでもお母さんて正確にはりんちゃんの姉だし^^;大吉なんて
甥にあたるわけだわね、りんちゃんの。なんだか切ないの~(汗)
お話としてはよくありがちの(映画的に)展開で、新味はない。
アニメの方も子育ての日常をさりげなくほのぼのと描いたもので、
この映画のような事件は、さらに起こらない^^;だからいいのだ。
子育ては毎日が戦争だ(懐かしい~)リアルだった過去は、本当に
コイツはちゃんと大人になれるんだろうか、こんな悪たれ小僧(男)
が私に感謝する日なんて果たしてくるんだろうかと思ったものだが
小僧は善を学んで^^;他人にも感謝できる青年になった(とりあえず)
つまり一番大変なのは…ホントーに…過ぎ去ってしまえば…一時だ!
その大変さを(まぁ教訓として)小煩く、あのお母さんは言ったのね。
犬や猫じゃない(いや、今じゃそっちのが大変^^;)ホントーにそうだ、
りんを捨てた母親が「私には資格がない」なんてことをのたまうが、
要るのは資格じゃなくて、義務と責任と忍耐と、愛情と展望と健康!
ガッツリと何年間か注ぎ込んでやれば、子供はちゃんと見てくれる。
(あ、老後じゃないですけど、念のため。。)
私が小さい頃は父親不在なんて当たり前だった。
せめて運動会くらいだ。今や両親が揃ってお目見えするのに驚いた。
なんと大学の入学式にまでやってくる!!(爆)…らしい。
それがいいのか悪いのか(悪いってことはないか^^;)母親一辺倒だった
子育てに夫婦で取り組もうじゃないか!は確かに良い心がけだと思う。
大吉がひとりで背負おうとして無理だと実感したとき、助けてくれる
仲間がいるというのは本当に有難いことだ。ママ友を作るのは大変そう
だが、少し上の子供を持つ親御さんからは目に鱗の知恵を授かれるぞー。
父性の中に母性が介在する不思議と面白さを味わわせる物語。
大吉はこの先、ずーっとりんを育てていくんだよね。早く続編が観たいv
(しかし高畑淳子の言葉もかなり正しい。あれは重い教訓となりますね)
ベタだけどほのぼの楽しい
隠し子が父親のではなく祖父のというところがミソ。祖父の隠し子となると、話がハナから暗くならない。むしろ笑える。 育児の経験がない若い男が、不器用ながらも幼児を必死に育てようと奔走するというベタな内容だが、たまにはこんな映画もいいものだ。 それと、松山ケンイチという俳優、全作品を観たいというほどではないが、時々観たくなる役者のひとりだ。演じる役に幅があって楽しい。コミックが原作でもマンガチックにならず、それでいて笑いのツボを押さえた演技は懐が深いというか上手い。 りんを演じる芦田愛菜は先がコワイ。すでに眼差しに色気が備わっている。回りの大人が喰われている。 そんな大人の中、風吹ジュンと中村梅雀はさすがに余裕でいい味を出している。「GANTZ Perfect Answe」でも松山ケンイチと共演した綾野剛のアヤしさもいい。 なんだかんだ言いながら、兄貴ダイキチにぶっきらぼうな助け船を出す妹・カズミ。そこにシングル・マザーのゆかりや職場の仲間の協力もあって、ひとりでは無理だけど皆が助けてくれる、人情あり、笑いあり、涙あり、恋の芽生えあり・・・やっぱベタだなー。(笑) でも、ほのぼのとして楽しかったよ。 そしてこの映画、まさかのスコープ・サイズだ。スペクタクル映画でもないし、派手なアクションもない作品だが、横長のサイズが無駄なく使われている。それもさりげなくだ。SABUという監督、根っからの映画人に違いない。
最後の『世界は幸福で満たされている』の台詞に感動!
主人公のダイキチにとって、突然子育て体験だったけれど、気がついてみれば、世の中同じように子育てで奮戦している人たちばかり。その苦労のひとりひとりにダイキチは愛情を感じ、ラストにホロリと述べた台詞に感動しました。 『世界は幸福で満たされている』と。 …なんてお地蔵さまの気持ちを、代弁してくれている台詞でしょうか。子供を身勝手に捨てたり、虐待して殺してしまう親が増えてきた空恐ろしい世情のなかで、ダイキチのように身寄りを失った子供を育てようとされる愛深い方がひとりでも多く増えることを小地蔵は祈っています。 さて、試写会が終わったときそばにいた原作ファンの女性が、同行の人に「全然原作のエピソードが落とされて、外側だけになっていた」と不満を述べていました。だけど2時間の制約のなかで、原作のエピソードを網羅することは無理です。 だから詰め込みを止めて、りんとダイキチが一緒に住むことになった顛末と、子育てのために職場を異動し、りんを中心とした生活に切り換える苦労ぶりに絞り込んで前半を構成。後半は、周囲から子育てをどこまで続けられるのか責められ苦悩したとき、りんの友達のコウキの母親と知り合い、希望を見いだしていくこと。最後はコウキと本当の親探し家出が描かれて大団円を迎えるなど、ほどよく原作のエピソードが盛り込まれています。 ストーリーよりも、主役の愛菜ちゃんが可愛くて、少しでも淋しい表情を見せると、見ている方ももらい泣きしてしまいました。特にラストで、コウキと家出し、コウキのお父さんのお墓を見つけるシーンが堪りませんでした。堰を切ったように二人は大泣きするのです。二人とも、母親とダイキチに迷惑かけたくないから、普段は本当の悲しい気持ちを我慢していたのですね。でも共に父親の死を乗り越えていなかったのです。だからりんは、突然オネショをして困らせました。幼いふたりが乗り越えなければならなかった父親の死の重みをいやというほど感じさせられる演出には、涙を堪えることができませんでした。 全く台本を読まないで、いきなり演技に入ってもあれだけ自然な演技できるなんて凄い女優さんですぅ。イクメンブームの走りを作ったテレビドラマ『マイガール』では、コハル役の石井萌々果ちゃんに填った(ロリコンではないぞ!)ものですが、愛菜ちゃんの演技の方が遙かに自然体ですね。 演出と言えば、サブ監督は男のゴツゴツとした本来ドラマを描くのが得意なはず。その人間くささ溢れる演出手法の違いは、お正月の『芸能人格付けチェック』でも、毎年楽しみにしています。こんなナンパでファンタジックな作品の演出をよく引き受けたものだと驚きました。けれどもサブ監督ならではの個性は、本作にもたっぷり埋め込まれていたのです。 まずは、輪郭の深い感情描写は本作にも息づいています。その特徴は、登場人物の感情を代弁しうる情景を丁寧に細かくカット割りして挿入していることです。例えばりんの父親の葬儀のとき、父親が好きだったりんどうの花を献花しようとりんは庭に飛び出します。そのまま土足で戻ってくるのですが、さりげなく泥で汚れた白い靴下をフレームアップすることで、りんの切実な気持ちをよく引き立てていたのです。 松山ケンイチに言わせれば、サブ監督のいいところは男がカッコイイというところなんだそうです。そういえば、本作のダイキチも子育ての犠牲となって、仕事面ではイマイチずっこけてばかりで、お世辞にもカッコイイととは言えません。しかし、見方を変えて、りんの子育てに取り組む真剣さは、なかなかカッコイイと思えてきます。特に、保育園に遅れまいとりんをだっこして全力疾走するところは、監督らしい疾走感が溢れて父親としての格好良さをたっぷり画面に見せつけてくれました。抱かれている愛菜ちゃんも何やら嬉しそう。もう芝居を超えて、本当の親子になっているかのようなシーンでした。とにかくマツケンは走りに走ります。 それとダイキチが残業のない職場として選んだ倉庫管理の部署には、サブ監督の映画『蟹工船』にも登場しそうな肉体派の労働者の群れが…。そんな連中も、本作ではケンカすることなく、子供の写真を携帯で見せ合ってしあう子煩悩な人たちでした。 ところで本作で松山は、コミカルな役柄に挑戦しています。またまた役柄に応じて大変身!ダイキチはかなりのナルシストで雑誌のお気に入りのモデルを見つけては、空想でダンスに昂じるところがキザで笑ってしまいます。加えて、りんを捨てた母親に連絡を取るとき強気な悪態をつきながらメールを発信するのに、その母親から電話がかかってきた途端、姿勢を正しぺこぺこ頭を下げるところなんて抱腹絶倒でした。こんなひょうきんなマツケンを見たことはありません。 その母親も、女流漫画家を続けるためにりんを捨てたことを当然視していて、なんだとこの親はと憤慨しました。しかし本作には徹頭徹尾、悪い人が出てきません。ダイキチの悪口ばかりいう妹も、この母親も。りんが家出し、見つかったときりんの母親がホロリと涙を流すのを見て、この人も人の子の親なんだなと安心しました。 本作は、ダイキチの子育て奮戦記に終始しますが、その影には隠れたドラマが潜んでいることも見逃せません。それは、ダイキチが自分の母親に育ててもらった苦労を思い知って、母親の愛情の深さを体得するストーリーでもあったのです。 りんを引き取るとき、ダイキチの母親が言い放ったひと言は、ダイキチの心を大きく揺さぶりました。子育てのためにどれだけ自分が犠牲になったことかという母の言葉は、そのままダイキチが追体験せざるを得なくなったのです。 それでもりんの存在そのものと安らぐ顔を見て、癒されている自分がいることを悟るダイキチ。それは同時に、母の自分に対する思いを知ることでもありました。世話ばかりかけているようで、子供が存在し、迷惑をかけてくれることがどんなに有り難いことなのか、しみじみ感じさせてくれる作品でした。
温かい気持ちになれました
端的に言えば子供のためにがむしゃらに突っ走る男のハートワーミング・ストーリーですね。 そののめり込む男ダイキチの役を松山ケンイチが好演しています。 ストーリー全体を貫くのは子供への深い愛 ダイキチにだんだん心を開いて行くリン役の芦田愛菜は自然な演技で心細さや悲しさをうまく表現していて、涙を誘います。 一方ダイキチの一緒運命さを松山が真剣かつコミカルに演じて、笑いあり涙あり 最後には、心がほっかりと暖かくなる、良い作品です。
期待通りの出来だと思います。
松山ケンイチ、芦田愛菜出演で、「蟹工船」などのSABU監督が大人気コミックを映画化。最初の方の?の妄想シーンにSABU監督らしさが出てたが、あとは、かわいいほのぼのとした展開。後半ハラハラドキドキするところもあり、最後も楽しく盛り上がるふつうの映画でした。期待通りの出来だと思います。
全71件中、61~71件目を表示