「16年30本目は破天荒でクレイジーなひとりの男が周りと観客を延々とイラつかせる98年のフレンチコメディのリメイク。」奇人たちの晩餐会 USA Aさんの映画レビュー(感想・評価)
16年30本目は破天荒でクレイジーなひとりの男が周りと観客を延々とイラつかせる98年のフレンチコメディのリメイク。
16年30本目は破天荒でクレイジーなひとりの男が周りと観客を延々とイラつかせる98年のフレンチコメディのリメイク。
お酒を飲みながらぶっ飛んだコメディを観たいと思ったんだけど、本作はコメディの割には結構筋が通ってて、国税勤めの剥製職人“奇人”バリーの異色さ以外はあまりコメディを感じなかった。コメディというか、天然な性格がゆえに周りを無自覚に狂わせてくる感じ、結構イラつきます(実際巻き込まれる主人公もイラついてばかりだし可哀想(笑))。
そこからどうエンディングにもっていくか、男の友情物語って感じです。まぁ王道コメディなので勿論ハッピーエンドで、ぼけ〜っと観られる感じ。
晩餐会("Dinner" for Schmucks)、という題だけど八割がたその“奇人”と主人公の日常生活におけるドタバタ劇で、メーンである“晩餐会”は終盤満を持してやっと。主人公含む数人の社員が昇進を掛けて社長との“奇人を笑い者にする悪趣味晩餐会”に参加する為により奇な人材を連れてこようとするところからお話が始まるわけです。奇人探しと奇人に付きまとわれる様子が殆ど。
主人公が出会った奇人は国税に勤めるネズミ剥製ジオラマを作るのが趣味の変わった男。この男が主人公の人生を意図せず狂わせていくんだけど、そのうち主人公と奇人男の間に友情が産まれる。。。
お酒飲みながら観てたからか途中くすくすするところもあったけど、コメディのわりには感動要素が多いのでぎゃははと笑う感じではなかったです。普通に良い話。
主人公(奇人に巻き込まれる側)Paul Rudd、めちゃくちゃイケメンだ。シビルウォーのアントマンと聞くとほえ〜って感じ。
あと、ねずみの剥製がとっても可愛くてスチュアートリトルをずっと思い出してたよ。