[リミット]のレビュー・感想・評価
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超低予算
借りてここまで後悔した作品は初めてです。
アイディアは面白いのかもしれませんがそれだけでした…。
退屈さと眠気と戦わされ、挙げ句の果ては
全く救われないエンディング…。
好きな人は好きかもしれませんが
自分はダメでした。
救いようがない
フォーンブースを彷彿とさせる作品。密室での電話での駆け引きにぐいぐい引き込まれるんだけど、役者がちょっとオーバーアクションなのが気になるところ。ラストはあまりにも悲惨でショックでした。
独特な感じ
まず、何より驚くのは全編箱の中ってこと
見る前はすこしぐらいは外のシーンがあるだろうと思ってたけど、おもしろいほど全然ない。それに出るのはライアン・レイノイルズだけであとは声だけの出演。こんな映画、個人的には初めてでした。
あ、でもストーリーは全然よかった。むしろ、オススメです。ライアンも迫真の演技をするし、今のアメリカを上手に描いているし。
ま、最後、主人公死ぬんですけどね。エンディングもハラハラドキドキする映画なのにホントゆるいカントリー調の曲が流れます。でも一度観るとハマると思います。
色々と想像したくなりますが
アイデアはいいが・・。
奇抜な設定
オチがすべてを台無しにした
こういった映画は基本、監禁されてる側と捜索側を交互に描く事で
いろんな背景を見せるものですが
とにかく木の棺の中だけに拘ったのはすごく評価できます
この映画は本当に捕らえられた木の箱の中の映像だけで話が進められます
あの小さな空間であれやこれやといろんな事件が巻き起こり
電話の相手とのやりとりだけでいろんな事が起こります
オチさえ見なければ90分楽しめる映画です
「ラスト一分、あなたは驚愕する事になる!」
みたいな定番の売り出し文句がぴったりです
悪い意味で…
おそらく定番のオチを嫌った天邪鬼な製作者が
見てる側を裏切りたい一心で作った最低のオチです
そして雰囲気を一転させる、なぜか明るい音楽が
「ああ、この映画ってギャグ映画だったんだ…」って思わせてくれる
最高の演出をかもしだします
正直、30分ドラマでトンデモオチが許される
オムニバスホラーで作ってれば評価されてた作品だと思いました
なるほど
向き不向きがあります。
最初の10分あたりで、こういう展開なのは何となく予感できたのですが・・・
目の肥えた人向けの映画なのでしょうね。私のレベルでは、
CSI:グレイブデンジャーの方がよっぽどドキドキしました。
生き埋めにされた人が助けて欲しくて携帯で色々と電話するも、
お役所仕事にたらい回しにされてしまい、そのまま埋まって
死ぬという映画です。
充電切れ間近の携帯電話、オイル尽きかけたジッポー、残り90分の酸素
という予告は全部ウソです。映画の最後まで携帯も使い放題のライター
燃やし放題。酸素不足・二酸化炭素濃度についてもノータッチ。
途中から懐中電灯やケミカルライトも発見して快適土中生活です。
これ生き埋めじゃなくても、ただ監禁されている映画でも大差なかったのでは?
終始箱の中の映像に徹したのは素晴らしいと思いました。しかし、
あまりにも主人公のバックボーンが見えてこないせいか、途中から
「この人が助かっても死んでもどっちでもいいっす・・・。」
という感じがしてきました。
ハラハラドキドキ 呼吸がおかしくなる90分
無力感と人の闇を描いた衝撃作
見終わった後の絶望感というか、空虚な感じは他では味わったことないです 映画だからといって気を抜いてると現実を突きつけられ、体から力が抜けます 例えようのない無力感と人間の闇の部分を最大限に表現した映画です
単純な絶望感を味わいたいなら。
とにかくあの手この手のアイディア満載で、観ている側を飽きさせません。
昨年の『パラノーマル・アクティビティ』のヒットで、体感型のワンシチュエーションスリラーがブームになってきたと思われます。本作も、なかなかの傑作でした。何しろ、最初はながらでDVDを観ていたのですが、途中で引き込まれて、ついつい本気で食い入るように観てしまったほどなのです。
舞台は、暗い棺桶にラストまで閉じ込められたままという制約のなかで、とにかくあの手この手のアイディア満載で、観ている側を飽きさせません。
ただ閉じ込められているだけでなく、残存空気が90分という時限パニックが加わります。それだけでも充分なのに、さらに中盤では、毒蛇が主人公のポールを襲おうと登場します。蛇を退治しよと油を蒔き散らして火を放ったところ、誤って棺桶内部に火が燃え移ったり、次々と難題がポールを苦しめます。極めつけは、棺桶が壊れて、上部から砂が内部に降り注ぎ出し、ポールを埋めてしまうほどの勢いになっていくことです。
ラストはとても意外な結末。ぜひレンタルでお確かめください。そうきたか!という終わり方でした。
そして、ポールが埋められた理由も、巧みでした。アメリカ国内では、あり得ない話。それをイラク戦争後のイラクで働く、民間企業のトラック運転手がテロに襲われたという設定で、見事にあり得ない状況を説明しきってしまいました。
ところで絶望的な状況のなかでホールにも希望がありました。携帯電話がなぜか棺桶に入れられていたからです。これでポールは、勤務先から、自宅の妻、そしてFBIから果てには、国防省にまで電話をかけまくります。
ここでのやりとりも、一筋ならでは行かせないところが演出の上手いところ。妻は外出中だし、妻の友人に伝言を頼んでも、さっぱりポールの状況を理解してくれない。勤務先も、、たらい回しにされて、いたずらに携帯電話の残量が減っていくのに苛つくばかりのポールでした。
やっとの思いで、国防省の拉致担当に連絡がついて、救出の確約が得たものの、担当者の役人根性からか無責任で調子良いことばかりの羅列で、余計にポールを失望させるものでした。
携帯電話での拉致担当との僅かな会話のやりとりから、イラク戦争の戦後処理への社会風刺と政府の官僚的体質の非人間性を糾弾する意図が見え隠れしていましたね。
また携帯電話は、ポールにとって脱出の切り札ではありましたが、誘拐犯がポールとの連絡手段にわざと加えていたものだけに、閉じ込められてからも、脅迫が加わり、緊迫感が募っていきました。
ところで、いくら土中に閉じ込められているとはいえ、暗闇のままでは映画として整理できません。そこで、オイルライターや発光ダイオード、そして携帯の明かりなど、ポールが手にすることの出来た光を発するモノを常に使い続けていました。思ったほど真っ暗なシーンは少なかった工夫は、特筆ものです。
最後に、閉所に閉じ込められるとパニックを起こすポールのキレぶりは真に迫り、ライアン・レイノルズの演技力の確かさを感じさせてくれました。
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