「途中からどうした」劇場版 イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来 ジャスティスさんの映画レビュー(感想・評価)
途中からどうした
導入はワクワク感がありよかった。フットボールフロンティアの準決勝までは基本的に正規ストーリーのハイライトで元の完成度もあり面白い。ただ問題は準決勝のオーガとゼウスとの試合で36-0の圧勝をしたとこからだ。決勝では世宇子中をそこまでボコせるほどのパワーは出してないし、そもそも円堂のマジン・ザ・ハンドやゴッドハンドでも止められそうなほどのオーガたちのシュート力は圧倒的感なし。助っ人で来た5人も吹雪とグランはしっかり強いので問題はない。グランに関しては汚名であるはずの元ジェネシスの肩書を語ってたのは違和感あるとしても。それ以外の虎丸、フィデオ、飛鷹が問題だ。まず虎丸に関しては大した実力ないのに過大評価さらる男。ストーリー上「個」としての活躍よりも周りのやつと協力するから採用されたのだろう。フィデオも十分強いがぶっちゃけロニージョやヒデナカタなどMFとしては最強の助っ人ではない。円堂との友情を考えてもロニージョでも十分のはずだ。どうせビジュアルだろうと思われる。ここまで挙げた4人は完璧ではないにしろ強力な助っ人あのは間違いない。だが飛鷹、お前はだめだ。DFでこいつを選んだ円堂カノン達は無能と言わざる終えない。FFI決勝でも一発で技ブロックできないしシュート技、ドリブル技はなし。雷門に関係のあるDFなら綱海が一択だ。そんな飛鷹がオーガの技を止める?どんだけオーガ弱いんだ。蹴りのトビー(笑)が登場したシーンで声を出して笑えた。一番の見所かもしれない。まぁ時間の関係で詰め込んで終わらせた結果なんでしょうね。対象の年齢層的に長時間の映画を作ることだができなかったのだと思いたい。個人的には3時間くらいかけてオーガやカノンたちのことを深堀りしたら良かったと思う。