劇場公開日 2010年8月1日

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「さすが吉本、最後はオチをつけてくれる。」明日やること ゴミだし 愛想笑い 恋愛。 aotokageさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5さすが吉本、最後はオチをつけてくれる。

2010年8月17日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

沖縄国際映画祭に出品された6作品の一つ。
他には、森三中のクロサワ映画や千原ジュニア主演の無知との遭遇などがある。

この映画は、新人AD美散(谷村美月)が見たテレビ業界の裏側を描く。
似たようなものは、過去にもあったが、こっちは吉本興業制作ということもあり、もっとえげつない。
レズの女性ディレクターとか、女目線からいうと…が口癖の女性放送作家とか実際のモデルがいるのでは、と思わせるようなキャラばかり。

新人AD役の谷村美月は、地味でダサダサな役がピッタリはまってる。
彼女の憧れのアシスタントプロデューサー(西田尚美)もいい。
同じ土佐出身で、いつも気にかけてくれて、失敗ばかりで落ち込んでる美散を慰めてくれる。
ただ、旅行好きとところがクセモノなのだが。

むちゃくちゃな業界で救いようもないと思ったが、さすが吉本、最後はオチをつけてくれる。

aotokage