「3Dになったことで映画館で観る気も失せてしまった(当時は3D嫌い)。」ソウ ザ・ファイナル 3D kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
3Dになったことで映画館で観る気も失せてしまった(当時は3D嫌い)。
冒頭では第1作の場面から。外科医ゴードンが登場してるじゃありませんか!自分で切った足を消毒してたのね・・・
今回のメインの被害者は自ら「ジグソウからの奇蹟的な生還」という著書で富と名声を得てしまったボビー・デイゲンだ。テレビにも出演し、被害者になったおかげで愛する女性ジョイスも得たのだが、ジグソウにはそれが嘘だとわかっていた。彼が中心となった被害者の会にゴードンが登場。そんな折、人種差別主義者が惨殺される。なんだかストーリーにまとまりがないぞ!
ボビーは愛する妻のため、同じく捕えられたマスコミ関係者たちを巻き添えにゲームをこなしていくのだが、結局は彼女も死なせてしまう。自分で奥歯を抜いたり、胸筋にフックを通したりと頑張ったのに・・・ウソをつくことは悪いことだと言いたい脚本のようだ。
一方、正体がバレてしまったホフマンはその最後の仕掛けを終えた後は、前作の復讐戦。ジルとの戦いだ。彼女は警察に保護を求め、内務調査課のギブソンを頼るが、ホフマンはジル奪還に躍起になって警察を皆殺し。おいおい、オメーはジェイソンか?!と、徐々に、彼のシリアルキラーぶりに何の映画を見てるのかわかんなくなりそう。
呆気なくジルはやられちゃうし、どう結末をもってくるのかと思ったら、やっぱりゴードン医師の登場か。機械いじりはホフマンで医学的処置はゴードンだったってことね・・・これだったら、ゴードンを最後まで隠していてくれたほうがよかったな。まぁ、続編可能性の余地を残しながらも、これでソウシリーズも完結。ゴードンがどうなったのかずっと気になっていたのでスッキリさせてもらいました。ホフマンのやんちゃ坊主ぶりのおかげでジョンの遺志が報われなかったけど、ゴードンがちゃんと継いでいてくれましたからね。
【2011年11月wowowにて】