ステキな金縛りのレビュー・感想・評価
全26件中、1~20件目を表示
三谷作品でベスト
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弁護士の深津が妻殺しの容疑をかけられた者の弁護をしていた。
その人にはホテルの一室で金縛りになっていたというアリバイがあった。
しかしそんなものは法廷では認められない。
深津はそのホテルへ行き、落ち武者の霊である西田と出会う。
そしてアリバイ証明のため法廷にて証言台に立ってもらう。
そもそも一部の人間にしか見えないのだが、検事の中井にも見えた。
裁判官も正式に証人として認めた。
しかしこの落ち武者は歴史的には濡れ衣で裏切り者とされていた。
なので証言は信用できないと中井が主張し、深津は不利となる。
しかしこの濡れ衣を子孫が晴らすことにより、持ち直した。
西田はこの世の未練が晴れた事で成仏でき、去った。
その後深津はある事に気付いた。
西田は死後の世界から死人を連れて来る事ができるので、
容疑者の妻を連れて来てもらおうとした。が、見つからなかった。
って事は妻はまだ生きてるのではないか?
その予想は正しく、妻はそっくりな姉を殺してすり変わったのだった。
深津は霊界の偉いさんに法廷に姉の霊を呼び出してもらった。
姉は妹が犯人と明言、中井もさすがに白旗を挙げ勝訴、解決。
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三谷作品はあんまり好きではないんやが、
この作品はとてもおもしろかったわ。おれの中ではベスト。
今まで深津をかわいいと思った事ってあんまり無いんやが、
天真爛漫な感じの主人公を好演してて魅力的だった。
全体に屋内のシーンばかりで画面が暗いのと、アップが少ないのとで、
20歳代の役にしか見えんくてかわいかった。
検事役の中井も相変わらず安定した演技が光ってた。
弁護士と検事は敵同士ではなく、事実を明確にするという意味では、
それは味方なのだというセリフは良かったなあ。
あと相変わらず物理にうるさいおれなんで一応突っ込むが、
霊は物質に触れられないのに、息のみ有効で笛は吹けるってのは変。
まあそもそも喜劇なんでそこは別にええねんけど。
あと阿部が死ぬ時のセリフ、天一のラーメンもう1回食いたかった、
ってのも秀逸。ってかこれ実は広告で宣伝費もらってたりして(場)
ざっくり
何度か断片的にざっくり観たけど全編みたのは初。
何度か観た家族から『大泉洋』出るよと言われてたけど出てた形跡なし。
え。エンディングのみ~?
深津絵里さん、相変わらずかわいい✨
西田敏行さんの落武者姿は完璧👍
大御所がたくさん出てきて豪華でした。佐藤浩市さん、唐沢寿明さん、篠原涼子さん、深田恭子さん。
ストーリーは分かりやすく三谷幸喜監督にしてはスムーズ。
エンドロールまで気が抜けない
結局成仏してないのかい(^^;
でもお父さんといい、いつも見守られていてる姿をみて最後にホロリ。
愛しの村田大樹再登場がうれしかった!相変わらず売れてないようで。
底力がすごい!
一度目の鑑賞は5年前。
内容はほぼ忘れて初鑑賞の気分で楽しみました。
三谷監督作品を観て改めて役者がいい!と感じます。
前提として、上手い人しか出てこないのでおもしろい!
そして、他の作品よりその役者さんの持ち味を出すのが上手いなと思います。
映画自体がイキイキしており、観ていて楽しく「次どうなるの!?」という好奇心いっぱいにさせてくれるところが大好きです!
法廷の証人に幽霊という奇想天外な設定なのに、なぜかそれをすんなり受け入れてしまえる説得力や笑いあり驚きありで、すごく引き込まれました!
たくさん詰め込んでるのに、不思議とごちゃごちゃしてないのがすごいなと思います。
不意打ちの感動ラストがよかったです!
お父さん、登場すると思わなかった!
でも、そこにいるのに主人公は幽霊が見える条件(最近うまくいってない)を満たしていなくて見えない…。ずっとずっと会いたかったのに。
でも、その状況での主人公の笑顔が成長を感じれて幸せな気分になりました。
<土プレ 令和バージョン>
<一回目 ★★★☆☆ 2014/9/22>
前代未聞!笑いと涙の幽霊法廷!
"土曜プレミアム" で2回目の鑑賞(令和バージョン)。
落武者の霊をアリバイ証人として法廷に呼ぶと云う設定が斬新で、幽霊の存在を証明する方法もユニークだったし、そこから巻き起こる騒動もなるほどと膝を打つものばかりでした。
今回の裁判を通して、これまでうだつの上がらなかった深津絵里扮する弁護士が成長していく物語もかなり良かった。
三谷幸喜監督節の笑いや涙がてんこ盛りだった一方で、ミステリーや法廷劇としてもめちゃくちゃ面白かったです。
主演が深津絵里と西田敏行だったからこそ成立した作品じゃないかなと思いました。演技が上手いのはもちろんですが、深津絵里はキュートさを、西田敏行はコミカルさを、それぞれ演技にプラスして独特の世界観を構築しているな、と…
やり取りの息もぴったりだったし、このふたりのコンビで、またドラマか映画を三谷監督・脚本でつくって欲しい!
※修正(2023/08/27)
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自宅(CS放送)にて鑑賞。三谷幸喜脚本・監督作。この監督の法廷モノと云えば、自らの劇団の人気舞台で中原俊が監督した『12人の優しい日本人('91・三谷幸喜脚本)』を想起するが、アチラは架空の陪審員裁判劇で物語も終始法廷内。本作は法廷だけに留まらず、サイドストーリーも盛り込みスケールアップし、盛り沢山な内容。ただ相変わらず色々詰め込んだ感があり、個々のエピソードが薄っぺらく取って附けた様。親子愛のシーケンスもわざとらしく諄い。ラストもダラダラし冗漫気味。もっとサラッと終わった方が後味が佳い。60/100点。
・劇中、小日向文世の“段田譲治”の件りで登場するF.キャプラの二作──法廷で正義を貫く『スミス都へ行く('39)』と天使が物語の核となる『素晴らしき哉、人生!('46)』は、恐らく本作に大きく影響を与えていると思われる。
・三谷組常連の戸田恵子、他作ではコールガールや派手な役回りが多く、その意味で本作での地味で不気味なしかばね荘のおかみ“猪瀬夫人”は印象深い。そして何より、前作『ザ・マジックアワー('08)』と同じ役所の佐藤浩市──“村田大樹”のファンになりました。
・鑑賞日:2013年2月3日(日)
三谷作品で一番すきかも
深津ちゃん大好き!かわいいい!!!
西田さんは最高の役者さん!
三谷さんの監督の映画は大体見てるけど
これが一番好きかも…?と思うほどよかった。
怖くない幽霊者もすきだしw
中井貴一さんもよかったなー!
なーんも考えなくても見える面白いコメディ映画だと思う☆
結構好きだったなぁ
賛否両論のある三谷幸喜監督作品だけど
私はこの作品好きでした!
ちょっとした役に大物出てくるから
どのシーンも目が離せないし
そもそも証人に幽霊起用するって考えがすごい!
そして西田敏行の演技はさすがベテラン!
オンオフがしっかりしてるというか
ふふっと笑わせてくる演技がうまい!
阿部寛の死に方はあっけなさ過ぎて
笑えましたねw
最後のシーン。
勝訴するまで見えていたみんなの姿が
見えなくなってしまい
せっかくお父さんを連れてきてくれたのに( ・_・̥̥̥ )
切なすぎました!!
でもやっぱり最後は西田敏行で笑わせてくるあたり
ナイスですね!
完
● ポイント制 ●
いやー面白い(笑)
おかしくて何度も巻き戻してしまうシーンが沢山ありました。
特にポイント制(笑)
本当にも〜、誰が考えたのよ〜。
ただのコメディで終わらずに、最後に感動させる所が良いですね。
せめて、一目会わせて?見させて?あげたかったなぁ。
出演陣が豪華な事もヒットした理由だと思うけど、それ以上にストーリーが斬新で良い。
ここ数年の邦画の中で、かなり良作だと思います。
成仏してね。
まず、
設定が、ブレまくってる。
幽霊が見えても、基本、一体だけだったり、だけじゃなかったり。
あの世とかこの世とか、
非現実で常人には未知のものを出す場合、設定こそがしっかり固定されてないと駄目なのだが、
そこがブレてるから、よくわかんないことに、つまり、ストーリーに説得力がなくなっておる。
個人的にヒドいなーとおもったのは、
阿部寛が演じた主人公の上司の突然死。
あ、体調悪かったんだ?
え、死ぬの? 今? みたいな感じで亡くなるんだけど、
これ、いくらコメディだからって、あまりに扱いが粗略すぎるし、意味もないのが、ヒドい。
要するにコメディとしての体も守れてないし、映画としても歪つなんだわ。
そんでまた、長い。
二時間半もある、150分!
内容が詰まってるわけでもなく、明らかに無駄だとわかるシーンばかり。
進行もダラダラしてるから緊張感なんかないし、テンポも悪い。
繋ぎも雑。
しかも、ストーリーの大きな着地点の一つでもある、
西田敏行演じるところの、
落ち武者の悲願、名誉挽回と慰霊碑による成仏が、驚くべきことに、本編では描かれない。
ほぼ主役級のキャラなのに!
スタッフロールで完成した慰霊碑の写真が、一応出るけれど、そんな扱いなのかと。
んで、主人公のその後とかもスナップで一緒に流されるけどもー、落ち武者、ぜんぜん成仏してねーの。
いままでの話は何だったんだよ!
なんでもアリかよ! ってゆーか、どーでもいいのかよ! と。
この『ステキな金縛り』って映画は、
どーでもいいわいって、三谷幸喜が頭をぱっくり開いた状態で作ったとしかおもえない映画。
オレの頭の中を覗いてくれよって。
そこに辻褄とか洗練とか、あるわけないし。
あのオープニング、ミニチュア丸出しでアニメかと錯覚しそーになるお屋敷のシーンを観れば、
どのレベルで鑑賞すべきか、わかるんじゃないかな。
主人公を演じる、深津絵里の演技だって、
おそらくたぶん、意図的に過剰さをアピールした、
誰も感情移入できないキレたキャラにしたんだとおもいますよ。おそらくたぶん。
これは狂った映画なんだと、気付かせるために。
個人的には、戸田恵子のイヤな女将役がよかったなぁ。
ホントに、嫌々しいのが。
と、ま、そんなわけで。
観る際には、頭のネジが弛まった、
そーですね、心地よく疲労したぐらいの時に、観るのがオススメですよ。
長いけどね。
楽しみにしてました!!
DVD楽しみにしてました!!テンポもよくて退屈せず、ちょいちょい笑いが盛り込んであって本当に楽しかったです♪
役者さんもすごいですねー、一人一人が主役級の方がチョイ役で出ていて、どのシーンも見逃せませんでした。
もぅ〜〜、西田さん最高です!星守るでがっかりしてしまいましたが、西田さんやっぱり好きですわぁ
見て損なし
映画は娯楽だとういのが判る映画です
とにかく笑える泣ける。
落ち武者がタクシーに乗り、運転手が出るシーンが最高でした。
ありえないことがあり得るかもしれないとつい思ってしまいます。
西田さんはなにやらせてもうまいし、深津さんもとても良いです。
豪華キャストをチョイ役で出す。それもこの映画の見所です。
ステキな余韻を。
死語とは言わないが^^;
最近あまり「ステキ」って使われなくなったよな、と思う。
単純かつ明快かつ美しい褒め言葉なのに、おいそれと使えない
気恥ずかしさというか幼稚さというか…おそらく今の男性陣でも
女性にステキ!って誉められたら大喜びすると思うんだけどな。
さて、三谷幸喜の舞台劇…じゃなかった、映画。
毎年のように観ていると、年々映画っぽくなってきてるなーと思う。
相変らず台詞重視のシチュエーションコメディは連続するものの、
かなり狭い世界だったりするものの、映画らしい情緒が出てきた。
彼自身が映画好きなのもあるのだろうが、俳優たちに芸をさせる
だけでなく、どう場面に溶け込ませるかが分かってきたような感じ。
気負ってスベリまくる舞台演技もあれど、さすが西田敏行あたりは
押しも引きも自在に演じ分けている。彼の存在は確かに可笑しいが、
いかにも幽霊な存在で終わっていないところがナイス。より人間的
で歴史に残りそうな人物像を(見せモノでなくて)ちゃんと作っている。
大笑いしたあとに、何やらジ~ンとくるものがあるということは、
その場面が自分の脳裏に余韻として残っているということである。
映画では、それはすごく重要なことなのだ。
舞台もそうだろうけど、そんな余韻が名場面として語り継がれていく。
今作の中でJ・ステュアートの「素晴らしき哉、人生」と「スミス都へ行く」
が何度も使われるが(上映時間まで!)名場面には事欠かない二作品。
しかしまぁ~豪華なキャスト。(エンドロールまでまだ出てくるぞ^^;)
説明するのも憚られるほどの人数をよく捌いたものだと感服する。
主演の深津絵里と幽霊・西田とのやりとりに大笑いし、阿部ちゃんの
意味不明なタップに噴き出し、中井貴一の仰向け犬戯れの図に爆笑、
前作でナイフを何度もナメナメしたあの男!(役名通り)まで出てくる。
通行人だけでも凄い面子を出してくるし、これ、ギャラ総額で幾らに
なるんだろうか…なんて考えてしまう。かなりステキな金額に違いない。
舞台では始まりと〆がしっかりキマるように、
今作も冒頭~中盤~後半~ラストまでの運びまでが非常に心地良い。
やや長い?上映時間だが、飽きずに観られるのもなかなか。
大切なものは目に見えない、とよく言うが、逢いたい時に逢えない不遇
を、ハーモニカという武器?にのせて、纏めたところもなかなかステキ。
巧くいかない人生を嘆く前に、幸せな人生を歩む自分を思い描くことで
自信を持つことが大切だ。後押ししてくれる誰かが背後にいるのかも…?
(霊感がまるでない私は幸せなのか?いや、バカなのか^^;鈍感なのか^^;)
裁判に面白さを求めてはいけない
映画「ステキな金縛り」(三谷幸喜監督)から。
法廷でちょっとふざけすぎたかな・・が第一印象。
「バナナをバナナと言って何が悪い」から始まり、
いろいろなシーンでありえな~い、と思うことが・・。
もちろん、喜劇とわかっているのだが、
法廷シーンでは笑いきれなかったのは、なぜだろう。
それ以外の笑いシーンは、期待どおり。
「ようこそ 落ち武者の里へ」という観光看板も、
タクシー運転手との会話も、クスッという面白さがあった。
だからこそ、気になる一言に選んだ台詞は、
中井貴一さん扮する豪腕検事が、奇想天外な展開に
呆れて呟いた「裁判に面白さを求めてはいけない」。
理論が必要な謎解きになってしまったからか、
それとも、後半で、センチメンタルになったからか。
たぶん・・・少しだけど、上映時間が長かったからかも。
笑わせて貰いました!
終始、笑いの絶えない面白い映画でした!
各種設定は、どう見てもパロディで三谷ワールドと行った感じで、のっけから笑わせてくれる予感がヒシヒシと感じました。
深津絵里さん演じるダメダメな弁護士がとってもかわゆく、西田敏行さん演じる落ち武者も現代慣れしているところや幽霊のオキテやおかしな能力など笑いどころがいっぱいでした。
その他キャストもいい味出していて、もう一人の落ち武者は抜群な笑いのポイントとなっていました。
些細なことは気にしなければ、ほんとに大爆笑できる映画です。
久々に映画館で声を出して笑ってしまいました!!
盛りだくさんがアダとなった!?
3〜4年に一度のお祭り映画“三谷作品”!!
制作発表時からその奇抜なアイディアに胸高ぶらせて初日の初回に見に行ったら・・・。
あら・・・あまり面白くない・・・。
一番笑えるのが阿部ちゃんのタップダンスとは・・・。
エンジョイできなかった理由は2つ。
<1点目は奇抜な設定で押しきれなかったこと>
“前代未聞の裁判”という割には
けっこう中盤でその奇抜な設定がすんなり受け入れられてしまったし、
なんと落ち武者は途中退席・・・。
それはないでしょう。
“シックスセンス”な笑いのネタも弱いです。
タクシーの噛み合わない掛け合いも
タクシーに乗るところからもっと丁寧に描けばもっともっと可笑しくなったはずですし、
深ちゃんが証言を信じてもらうために通訳して四苦八苦するところも
もっと面白くなったと思うんですけど・・・。
<2点目は無駄なキャラが多いこと>
竹内結子(姉妹の設定)、小日向さん、浅野忠信、つくつくはハッキリ言って要りません。
(つくつくは一番印象残っているので好きですけど・・・でも、やっぱり出てくる意味ない)
「ラヂオの時間」「THE有頂天ホテル」では
様々なキャラのちょっとした事がつながっていく醍醐味が良かったのに・・・。
今回はキラボシの如く出てきて、がちゃがちゃ騒いで散漫な印象が強かったです。
阿部ちゃんもいきなり入院していて、
おそらく未公開シーンがかなりあるのでは。
やはり三谷監督は50周年で企画抱えすぎちゃったかな・・・。
欲を言えば、監督らしい小ネタも少なかったような・・・。
佐藤浩市がせっかく時代劇やっているなら
やりすぎな芹沢鴨も見てみたかったし(名前は“もじり”で鴨沢セリあたりか?)、
ヘンな髪型の唐沢寿明が出ているなら
「私の頭が何か?」くらいは言って欲しかった。
観て損はないです
元々三谷作品が好きなので、ひいき目に見てしまうかもしれませんが…
本気で「観て正解だった」と思いました。
三谷映画は「ラヂオの時間」「みんなのいえ」「ザ・マジックアワー」を観ましたが、自分の中ではこの作品が一番好きかもしれません。
期待を裏切らなかったです。
深津絵里さんは、こういうコメディな役のほうが似合うんじゃないかと。
ドラマ「ステキな隠し撮り」のコンシェルズといい、面白くてキュートな感じがすごく良かったです。
西田敏行さんは、前作でのマフィアのボスが(私的には)あまり好きではなかったので、近作も実はあまり期待をしていませんでした。
が、それを見事に裏切ってくれ、すっかり更科六兵衛さんのファンになってしまいました。
小林隆さん、梶原善さん、阿南健治さん、近藤芳正さん…と
三谷作品ではおなじみの、東京サンシャインボーイズメンバーの出演も、ホッとさせてくれます。
個人的には、小林隆さんが裁判長役なのが嬉しかったです。
佐藤浩市さんの勘違い?キャラが好きだったので、また村田大樹さんにお会いできたことに感動しました。
てか、彼はまだ売れてないんですね…(^_^;)
木下隆行さんが、思いのほかすごくいい演技をされていて、「その言葉をもっと早く聞きたかった」と家を出て行くシーンでは、切なくなりました。
ラストでの、エミとお父さんが会話(?)をするシーンは、この作品の泣きどころです。
「エミにお父さんを会わせてあげて欲しい」と思いながら観ていたのに、お父さんが来た時には、エミには幽霊が見えなくなっていた…。
姿が見えないからこそ切なさがこみあげ、涙を誘うんですよね。
エンドロールの最後、六兵衛さんの肖像画が笑顔になっていたのにも泣けました。
エミと万亀夫くんの写真で笑わせといて「そうくるかっ!」って思いました。
作品とは何ら関係ないのですが、
母親と来ていた小学校低学年くらいのお嬢さんが、「ここ笑うとこじゃないのに~」っていうところでケラケラ笑っていた(場内に響き渡っていました)のが、個人的にすごく気になりまして…。
あと、主婦友達どうしで来ていた感じの奥様方も同様に…。
笑いのツボは人それぞれなんで、しょうがないですけどね。
観客が少なくなった頃に、もう一度観たいと思います。
全26件中、1~20件目を表示