「母さんはどんな気持ちで俺を育てたんだろう」おまえうまそうだな shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
母さんはどんな気持ちで俺を育てたんだろう
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映画「おまえうまそうだな」(藤森雅也監督)から。
原作は、清水町出身、私の2学年先輩の宮西達也さん。
もちろん、全体のストーリーには触れないが、
肉食系の恐竜が、草食系の恐竜に育てられるが、時が過ぎ、
今度は肉食系の恐竜が、草食系の恐竜を育てる立場となる。
立場が変わって、いろいろな子育てに悩むシーンがある。
本来なら、育つ環境にない子どもを必死に守りながら・・。
そこで、ぼそっと呟く。
「母さんはどんな気持ちで俺を育てたんだろう」
親になって、初めて親のありがたみが理解できることを、
台詞を変えて、表現している気がした。
苦労して育ててもらったことを知れば知るほど、
巷で騒がれている、ネグレクトも含めた児童虐待は、
なくなるはずなのに・・と心の中で感じている。
それに気付かせることが、今の世の中には必要だろう。
この映画は、そんな役割も持っている気がする。
映画を媒体に「家庭教育」が出来るなんて・・最高。
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