日本のいちばん長い夏のレビュー・感想・評価
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誰がポツダム宣言を受諾したのか
昭和38年に行われた座談会を再現、誰がポツダム宣言を受諾したのかを明らかにしている。
ソ連参戦の密約や、原爆投下の意思決定時期など、政治家と軍部の関係などが明確に語られる。
東南アジアの日本軍兵士、沖縄戦での従軍看護婦などの話しは涙なくして聞くことは出来ない。
予想外によかった!
義理の父にすすめられて観てきました。
とても良い映画でした。
戦争を知らない世代にとって、歴史的事実を教科書で学べたとしても、
いざ、自分の子供たちの世代に《語り継ぐ》ということを考えた時、
その言葉を何一つ持ち合わせていないことにギョっとします。
まずは、目上の世代から、あの時代の話を受け継ぐことが大切なのでしょう。
今度の休みに義父に会いに行き、この映画をすすめてくれた理由もさることながら、
これまで一度も聞いたことの無かった戦争体験について聞いてみようと思います。
どんな話をしてくれるのか楽しみです。
知的興奮!の展開
公開前ですが試写会で鑑賞しました。
いったいどんなものだろう??と先入観を持っていた「文士劇」という演出スタイルですが、重いテーマを伝えるために、とても効果的な演出と見終わったあとに大納得。
学校の授業等で教えられる表面上の事ではない、全く知らなかった戦争の真の部分を見る事が出来るとともに、言葉が単なる台詞ではなくリアルなものとして伝わってきます。
ドキュメンタリードラマという事実に基づいた展開に鳥肌が立つような知的興奮を覚えつつ、310万人もの同胞が戦争で亡くなったという事実には、ただただ呆然としてしまいます。
バラエティー番組とは違った迫真の名演を見せる国際弁護士の湯浅さんをはじめ著名文化人の方々の演技も自然で、素晴らしい作品でした。
見終わったあとにテーマについて人と話したくなる映画です。
ただ普天間問題とか核廃絶とか自分には関係ないことだ…と思っている人たちには「寝られる映画」なのかもしれません。
はやりの3D映画もいいですが、こういう骨太のドキュメンタリーが支持されるとすれば、日本の未来も明るいのではと思います。
ざっとネットで感想を探ってみても、否定的な意見よりも評価する意見が多いことに、日本の未来に希望が持てる思いです。
これって映画?
作者、監督、出演者それぞれの思い入れが入りすぎなのか
結果として中途半端な出来となっている。
作者や出演者へのインタビューなど本編に挟む必要があるのだろうか。
都度、スクリーンへの集中がとぎれた。
これってNHKスペシャルじゃないかと思う。
出演者の演技もヘタクソ
なるほど文士劇だ。
ナレーションつきで
昭和38年6月20日の再現ドラマ+出席者のその後、であれば
それなりに良かったのではないでしょうか。
「日本の一番長い日」を遠い昔に映画館で観た者としては残念です。
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