「誰にも共感はできない。 うさんくらい学生運動家・それを信じて取材を...」マイ・バック・ページ キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
誰にも共感はできない。 うさんくらい学生運動家・それを信じて取材を...
誰にも共感はできない。
うさんくらい学生運動家・それを信じて取材をしていくジャーナリスト・正義を振りかざす出版社の社会部。安保闘争の時代背景だからか!?
片桐のあの信頼できない語り口調・・・あれで生きていける時代、権力と戦うことでしか自分を見出せない世相、自由というなの生きづらさ満点ですな。
目的達成のための犠牲者をいとわず、なすりつけの裁判になるお粗末な結末は誰もが想像できたことではないだろうか。
潜入取材中に知り合った男と再会し、自分の今の状態や不甲斐なさからの涙はぐっと迫るものがあった。
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