劇場公開日 2010年7月10日

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「原題は〈正しき者を中に入れよ〉」ぼくのエリ 200歳の少女 aotokageさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0原題は〈正しき者を中に入れよ〉

2010年7月19日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

日本語タイトルは、どうかな。原題は〈正しき者を中に入れよ〉
吸血鬼の言い伝えに〈初めて訪ねた家の中には、その住人に招かれないと入れない〉というのがあるらしい。
この映画では、主人公の少年が吸血鬼の少女を受け入れるかどうかが描かれる。

舞台は、1982年のスウェーデン。テレビニュースで、ソ連のブレジネス書記長の名前が出てきたり、レコードやカセットテープの時代。ちょうど、ルービックキューブが世界中でブームになった頃らしい。
12歳の金髪の美少年オスカーは、いじめられっ子。母子家庭で、家で一人のオスカーは、ナイフを手にして、いつかいじめっ子へ仕返ししてやりたいと思ってる…。
小さな町に、殺人事件が起こる。町が騒がしくなる中、いつも通り、夜のアパートの中庭で一人遊ぶオスカーは、黒髪で青い瞳の美少女エリと出会う。最近、父親らしき中年男とオスカーの隣室に越してきたという。
オスカーは妖しげなエリに心惹かれる。美少年だけど、気弱だったオスカーだが、エリとの交流でしだいに男らしくなっていく。
しかし、まわりでは凄惨な事件が次々と起こる。

スウェーデン人作家の原作をもとに、スウェーデンで作られた映画。
世界中で映画賞を受賞し、ハリウッドでのリメイクも決定してるという。

あと、映画ではわかりにくいが(日本版ではモザイクかかってる…パンフ読んで知った)エリ には、もう一つの秘密があります。

aotokage