マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔のレビュー・感想・評価
全5件を表示
故マイケル・ジャクソンさんの命日である2009年6月25日からちょ...
故マイケル・ジャクソンさんの命日である2009年6月25日からちょうど1年、世界に先駆け日本で公開されるドキュメンタリー。元マネージャーのマーク・シャフェルが、およそ10年間にわたって撮りためたジャクソンさんのプライベート・フィルムを編集。
☆☆☆ ※ 鑑賞直後のメモから 《マイケル故郷に帰る》 はい!それ...
☆☆☆
※ 鑑賞直後のメモから
《マイケル故郷に帰る》
はい!それだけでした。
彼の歌や踊りを期待して観に行くと肩透かしを喰らいます。
確かに何処に行くにもファンに付き纏われたなら、正常な状態が無くなってしまい辛いだろうなあ〜。
でも結局ピンマイクを着けて、故郷に凱旋する1日を追い掛けているだけでは、真の素顔と言えるのか…は不明。
それでもほんの一瞬だけれど、マイケルが素の顔見せる場面が…。
マイケルが乗る車を追い掛けるファンの群れ。
その時、マイケルが思わず一言「あの子良いね、胸がユサユサだ〜」
マイケル男でした(笑)
2010年7月5日 TOHOシネマズ西新井/スクリーン6
そうかもしれないけど・・・
確かに、流された映像の記録の量が豊富とは思えない内容でした。
一生懸命膨らまして作ったのかも。
素人が撮ったホームビデオみたいな無修正のマイケル
という感じでしょうか。
でも。
私は好きです。
撮った映像、そのまま流した感じだから、逆に
マイケルが、どんなに優しい温かい人か
どんなに謙虚で恥ずかしがり屋な人か
どんなに人間を愛しているか
滲み出ていると感じました。
マイケルが亡くなったニュースを聞いた時
ショックだった。
ツアーを前に、無念だっただろうと思った。
でも、心のどこか一方で、
『きっともう充分戦ったよね。ご苦労様。マイケルはきっと天国で笑ってる』
と思った。
だけど、この映画を見てて、愛は全てを超えると言う言葉がある、
その意味が解った気がした。
マスコミに怒ってたかも知れないけど
疲れてたかもしれないけど
マスコミや、騒がしいファンも、
全て
人間というくくりで、マイケルは、愛してたのではないかと感じた。
映画を見てから聞いた「Heal the World」は、
今までよりずっと心に染みました。
きれいな言葉は好きです。
マイケルの歌以外にも、ああいう美しい詩に心打たれ
励まされたり、教えられたりして来ました。
でも、それは私にとって、標語か何かみたいなものだったのかも。
Heal the World は、マイケルの人生そのものだと思った。
彼は、素のままで、Heal the World だと感じた。
私が彼を取り巻くマスコミに腹を立ててる
そんなものよりずっと大きな愛で
マイケルは全てを超えて大きく温かく受け止めていたんじゃないか
そんなふうに感じる映画でした。
誰が撮ったか、映像の質がどんなか
どうでもいい。
マイケルの音楽が流れなくても、
そこに居るのは紛れもなく、マイケルでした。
私は「THIS IS IT」は、一人のアーティストとしてのマイケルの映像記録、
この映画は、一人の人間、マイケルを垣間見られる映画だと思いました。
全5件を表示