失恋殺人のレビュー・感想・評価
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濡れ場以外見どころナシ
親の遺産で仕事もせずに暮らしている南田収一と妻みや子。しかし、夫婦二人ともが通う歯科医・琴浦とみや子は不倫中。夫である収一は愛されてないことに悩み、琴浦に相談すると、琴浦は自ら明知探偵事務所に「友人の妻の浮気調査」を依頼するのだ。この歯科医は自らを戒めるため?それともこれ以上深みにはまらないために大胆な調査依頼をしたことになるのだ。それでもみや子が治療に訪れる度に節操もなくコトに及んでしまう・・・変態かっ!
歯科医と受付の二人きりの診療所。古めかしい歯科医療機器がノスタルジックではあるし、診察室でそのままセックスしても気づかれないという隔てられた空間なのだ。しかも、探偵の妻文代が調査している中。危険な状況でもあるが、自ら調査依頼したという疑われない自信があったのか・・・
残念なことに、逡巡するような微妙な心理が伝わってこないし、ただズルズルと関係を続けてしまう。そして、みや子が夫に殺されるかもしれないという心理。殺意が輻輳するはずなのに、完全に脅迫や殺意が伝わってくるのが受付嬢のみでした。まぁ、展開としては誰が誰を殺すんだろう?という疑問を確かめるのみ。タイトルに“殺人”とあるからね・・・
個人的には、宮地真緒のヌード、絡みは『夜明けまで離さない』(2018)が絶頂点だと思う。
決して裸目的ではございません(キッパリ)
違うんだよ!決して宮地真緒のヌードが見たかった訳じゃ無いから(汗)
あくまでも、この監督の前作『スリーカウント』が気に入っていたからだから…嘘じゃ無いから(汗)
糞!真緒のヌードがよく見えん…あ?ちゃうんだって。。。
正直言ってかなり詰まらん!
江戸川乱歩にはかなり疎いから、はっきりとは言えないけれど。原作の時代背景を考えたら。いきなり冷蔵庫らしき物や、自動販売機が映っているのは一体全体どうなの?
まぁ、良い。百歩譲ったとして、全編に漂うこのダラダラ感は何?
原作世界を表現した訳かな?
だとしたら星野真里のキャピキャピしたキャラクターも原作通りなのだろうか?かなり違和感を感じだのだけれど。
あのキャラクター自体がテレビのお笑い単発ドラマ風味になってしまっていた。
だから体位を変化させろよ!せっかく形の良いおっ○いなんだから、もっと色々な体位で真緒を責めろ!…ん?ゴホッ!
だから…裸目的で観た訳じゃ無いから(汗)
(2010年4月26日ヒューマントラストシネマ渋谷/スクリーン3)
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