やがて来たる者へのレビュー・感想・評価
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ナチスドイツの虐殺
第二次世界大戦中、イタリアはボローニャの近くにある村で起きた虐殺事件を、一人の少女の目を通して淡々と描いている。 マルティーナは生まれたばかりの弟を抱いていたときに、弟が死んでしまい、以来、話すことが出来なくなっていた。 マルティーナは両親とおばあちゃんや叔母さんたちと一緒に暮らしていた。 この地域はナチスドイツの占領下にあり、ドイツ軍が時々やってきてパルチザンと戦闘を繰り返していた。 お母さんが赤ん坊を産んだ後、ドイツ兵が村にやってきて、手当たり次第に殺し始める。 マルティーナはお母さんやおばあちゃんが殺されるのを目の当たりして、赤ん坊を抱き、隠れ家の洞穴まで逃げる。 泣き叫ぶ赤ん坊のミルクを調達するために村に戻るが、運悪く、ドイツ兵に捕まってしまう。 狭い部屋に多くの村人と閉じ込められ、そこに手榴弾が投げ込まれる。 戦争の残虐さが少女を追いかけることにより際立つ。
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悲惨な戦争を描いた作品。
国際Dシネマ映画祭2010
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