劇場公開日 2010年6月26日

  • 予告編を見る

「群馬だけど『サイタマノラッパー』」SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム えらさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0群馬だけど『サイタマノラッパー』

2013年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

興奮

幸せ

カッコいい女になりたい主人公(アユム)がカッコいい女になる話です。正直1作目と大まかな作りは同じです。でも何でこんなに幸せで心に残る作品になったのか。僕としてはIKKUとTOMのおかげだと思ってて…。

前作でヒロインに「宇宙人かよお前」とまで言われたIKKU。結果的に彼らは何一つ変わらず、いや最早完全に宇宙人こじらせてます。1を見た人ならわかると思いますが、僕はそれがたまらなく嬉しかったし、彼らが映る度に幸せな気分になりました。まさに宇宙人的なはみ出しっぷりです。忘れた頃にやってくるのが最高。今回の5人組が年齢的なことも加えそれぞれの事情が重たいだけにオアシスのような存在です。IKKUに火を付けられた今作の主人公の燃え上がった炎がまた新しい火を…?というところで終わるのも感慨深いし笑える。前作であった「え?ここで終わり?」感(それも含めて好きですが)が解消されてたのも嬉しい。

今回も前作同様長回しのラップシーンがありますが、沢山の人をロングカットで写してるので舞台演劇を見ているような気分になりましたwミッツがb-hackの歌を歌いだすところは震えました。アユムが諦めた時TOMが帽子を叩きつけるところが地味に好きです。

エンドロールは個人的には前作のほうが多幸感ありましたが、今回も綺麗でまた良い!

えら