「なぞなぞゲーム同好会」インフェルノ しなりさんの映画レビュー(感想・評価)
なぞなぞゲーム同好会
お宝(人類を半分くらいに減らすウイルス)探しの話なのだが、その所在をダンテの神曲になぞらえる必然性が書けていない。
犯人の趣味の領域を出ておらず、同じ趣味の大学教授がなぞなぞを解きながら話が進んでいくだけの話であった。そこに殺人と裏切りが少々ありまして、と。
イタリアの街や美術館は美しく、見栄えがする。そこは良かった。この映像と「ダンテ」とか「人類」とか「ウイルス」を交えれば、とんだ誇大広告も作れそうな気がした。
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