劇場公開日 2010年10月16日

  • 予告編を見る

「昔ながらの活劇だが、豪華俳優陣で見せてくれる」エクスペンダブルズ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5昔ながらの活劇だが、豪華俳優陣で見せてくれる

2013年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

笑える

興奮

総合:70点
ストーリー:55
キャスト:75
演出:70
ビジュアル:70
音楽:65

 挌闘や戦闘の場面は迫力があるとはいうものの、悪役を有り得ない強さでやっつけていくという単純明快な物語は旧態依然のハリウッド映画で、「ランボー」の2や3を思い起こさせる。物語にたいした見所はないが、とりあえず派手な場面が続くために退屈はしない。空手家ドルフ・ラングレンに中国拳法のジェット・リーに加えて、ブラジリアン柔術家アントニオ・ノゲイラという本物の格闘家が参加していることもあって、ここはかなりの見せ場になっている。
 それに登場人物の現実の生活が映画の中に取り入れられているのも面白い。シュワルツネッガーとスタローンの好敵手関係を基にした科白の駆け引きがあったり、ドルフ・ラングレンやミッキー・ロークがやや落ちぶれた役をやっていたり。物語以外での見せ場があった。豪華登場人物があちこちに登場しているので、そのようなところを見るのも楽しい。

コメントする
Cape God