「ボケとツッコミ」漫才ギャング マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
ボケとツッコミ
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余り、格闘技ゲームはやらなかったが、ストリートファイターの様に、右から左へ流れる格闘の連続アクションが大変に良かった。
「ウマシカ野郎!夢にデカいも小さいもないんだよ。」
「二人は答え出しているだろ。お前も答え出さないと、二人に失礼だろ」
相関関係が物凄く計算されて、矛盾なく進む脚本だと思う。バックに付いた興行グループの力なのだろうか?いずれにしても、2011年のあの出来事の直後だけに、残念な映画なのだと思う。
僕は漫才は見ないので、分からないが、台詞はボケとツッコミの要素を取り入れて、上手に丁寧に紡いでいると感じた。
原作を読んでいないが、物語の構成や台詞回しで鑑みれば、文学賞を取れるレベルじゃないかなぁ?
だって、素人のはずの俳優さんがまるで漫才師の様だもの。
俳優さんの力もあるが、ROOKIESの先生役の人と同じ俳優さんには見えなかった。台詞回しの力だと感じた。だから、演出も上手い。そして、アクションもスタントをうまく使って、無駄なカットを多様せずにロープアクションをうまく繋いだと感じる。
僕は傑作だと思う。唯一の欠点は浪花節と言う事かなぁ。
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