「作品を見る姿勢で評価が分かれるかもしれないなぁ」グリーン・ゾーン septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
作品を見る姿勢で評価が分かれるかもしれないなぁ
『ハートロッカー』と違い
フィクションと割り切って、
今作のように振り切ってくれているほうが観やすいよね(笑顔)
そんな感想を抱いたのですが
ポール・グリーングラス監督は
『ハートロッカー』の撮影監督を勤められていたとのこと。
なんたる偶然なのか、と驚いてしまいました。
一応、イラクの大量破壊兵器を探す
現実に即したモチーフが用いられていますが、
最初っからノンフィクションという言葉はどこにもなく
フィクションだと割り切って鑑賞をスタートできましたので、
大掛かりでスリリングなアクションものとして純粋に楽しめました(笑顔)
一人一人の登場人物の
掘り下げも浅いですし
(敢えてそうした気もする)、
マット・デイモンを含めた兵士たちの命をかけた
“真実”を巡る戦いに酔いしれる世界がスクリーンに広がっていました。
☆彡 ☆彡
と、実は
感想はこれだけなんです(苦笑)
なんかねぇ、
私はマット・デイモン好きなのでOKでしたが、
超カッコいいマット・デイモンのPVに見えなくもなかったんです。
『ハートロッカー』を観ちゃうと、
メッセージ性という面では劣ります。
アクションに関しても、
イラクという現代に近い題材を選んでしまうと、
フィクションとはわかりつつも、もしかしたら
本当にあったのかもしれない、なんて要らぬ感情が入り混じってしまう。
ラストに関しても
フィクションなんですが
なんだか現実っぽくもあって
お客様が今作になにを期待するか
それで大きく評価が分かれそうな気もしました。
私は、これはこれで
十二分に満足できましたので、
4点を進呈させていただきます(笑顔)
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