「やっぱり曲がいい。」ゴーストバスターズ mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり曲がいい。
1984年の「ゴーストバスターズ」(アイバン・ライトマン監督)には熱狂した口である。映画を一番観ていた時期でいろいろなものをおもしろがる年代でもあった。
それだけにリブートには懐疑的だったのだが、リブートの是非はともかく、これはこれでアリである。
本作はなんといってもレイ・パーカーJr.の曲である。冒頭、さわりだけであるがこの曲が流れる。それだけですべて許せる
ストーリーは、そんなに新しいことはできないので、要は見せ方である。ポール・フェイグ監督はうまく演出したと思う。
マシュマロ・マンに匹敵するキャラも登場させて、ビルを倒壊させるシーンなどは東宝特撮の進化系を観る思いであった。
いろいろな人のカメオもうれしい。ラスト・クレジットでハロルド・ライミスへの献辞もあって、オリジナルへの敬意も忘れていない。
役者陣ではケイト・マッキノンが出色である。コメディだけではなく実はアクションもできるとみた。
クリス・ヘムズワースのコメディリリーフぶりも特筆ものである。ラストのダンスには感心した。アメリカの役者はひと味違う。
ところでアンディ・ガルシアもカメオっていうの?
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