「新ゴーストバスターズ」ゴーストバスターズ SuperReonaludoさんの映画レビュー(感想・評価)
新ゴーストバスターズ
今作のMVP☆はクリス・ヘムズワース
●現在も色褪せないコメディ傑作映画のゴーストバスターズ(1984)公開から3
2年の時を経て、女性版となり変化し更に進化を遂げたリブート作。今作最大の注目点はバスターズが全員女性に代わったこと。実際に作品を観てみると男性には表現できないピュア(イケメンに目が無い)で明るい女性パワーが炸裂して女性バスターズにしたことが良い方向に作用されてるのと思った。クリステン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー、ケイト・マッキノン、レリー・ジョーンズの4人がコメディエンヌだったことも今作の華。彼女たちの個性もふんだんに盛り込まれていて最後まで楽しませてくれた。
そして、そのコメディエンヌたちとピッタリの息で限りなくIQが低い受付係兼秘書役を演じていたクリス・ヘムズワース。これがまた面白い!ヘムズワースの過去作のイメージは自分の信念を貫き通すクールな役柄が多い印象だったけど、今作はこれ迄とは真逆でぶっ飛んでバカで頼りがいがないが、
どこか憎めない!そんなヘムズワースが新鮮で最高だった。
●30年前と比較して
旧ゴーストバスターズでは、冒頭から三人が既に知り合っている設定から
ストーリーが展開されていくが、今作は彼女たちの出会いの場面やいきさつ
が細かく描かれていて良かった。
ノリノリの主題歌やシンボルである
ゴーストのロゴなどが変わらなかった
ことが個人的に一番嬉しかった。
ニューヨークの街でのクライマックスシーンでは、30年前と比べ物にならないくらい映像技術の進歩を感じさせる
迫力で、とても見応えがあった。
●ロック・フェスティバルの劇場舞台で本物のヘビーメタルミュージシャンであるオジー・オズボーンが一瞬だけ
だが出演していて驚いた。
旧ゴーストバスターズでお馴染みの
ビル・マーレーは本編のどこかに絶対
出てくるとある程度予想はしてたけど
まさか、シガニー・ウィーバーもカメオ出演するとは思わなかった。
●最後に一言
続編を製作して欲しい!