「旧作ファンはニヤリ、クライマックスがダイナミックな変化球リメイク」ゴーストバスターズ よねさんの映画レビュー(感想・評価)
旧作ファンはニヤリ、クライマックスがダイナミックな変化球リメイク
大学教授のエリンは、昔自分が幽霊の実在を主張する本を書いていたことをひた隠しにしていたが、再会した共同執筆者アビーに誘われて幽霊出現現場に出向き幽霊と遭遇して歓喜している映像が動画サイトにアップされてしまって失職。紆余曲折の末、エンジニアのジリアン、地下鉄券売職員のパティらと幽霊退治専門会社”ゴーストバスターズ”を設立してNYを舞台に大活躍。
女性キャストでのリメイクというアイデアの秀逸さに加えて、監督が女性キャストでオフビートなコメディを撮らせたら天下一品のポール・フェイグ。旧シリーズではたいしたことがなかったアクション面がいい感じでブーストされ、主役をコメディエンヌ4人組にしたことでシャレもビビッドでシャープに研ぎ澄まされ、クライマックスは「東宝か!?」とツッコミたくなるほどダイナミックで言うことなし。旧作ファン向けのカメオ出演も随所に仕込まれているのでニヤニヤできます。
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