劇場公開日 2011年1月15日

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「興味深くはあるが、うーん。」ソーシャル・ネットワーク ★りんごちゃん★さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5興味深くはあるが、うーん。

2011年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

話の内容は嫌いじゃないし、自分も利用しているFacebookがどのように出来たのかを知るのは、とても興味深かった。

しかし、全てが良くも悪くもアメリカ人っぽい。

1. どうして今更、Facebookの不利になるような内容を映画で暴露するのか。
→多少汚いことしても、最終的に成功していれば、「しょうがない犠牲」くらいにしか取られないと予測しての映画。

2. 創始者のマークは頭はいいはずなのに、ナップスターのショーンの言いなりになっちゃう頭の弱さ、これも映画で言わない方がいいのでは?
→完璧な人間を演じると必ず反発をくらう。だから、天才だけど多少頭の弱い感じを引き出して、一般人ウケする、一般人が共感して感情移入しやすくなるキャラ設定。

3. 最近、時間を行ったり来たりさせる手法が流行ってるの???
→この映画に関してはこの手法じゃなくて、もっと天才の思いつく画期的な見せ方が無かったのかい???とか。

最終的にエドゥアルドを立ててるようにも見えたけど、これは誰の立場に立って作った映画なんだろう?
マークの立場なら、エドゥアルドをもっと悪役に描けばいいのに。
なんか、位置関係も不十分。

でも、あの若さでFacebookを作ったことは素晴らしい。
その経緯が見れたのは、面白かった。どんな内容であれ。
これからFacebookを開く度、この映画のモヤモヤ感は思い出すだろうけど。
きっとFacebookの良い宣伝になっただろうな。
結局、天才マークの戦略なんだろう、これも。と斜に構えて見てしまう、私ww

★りんごちゃん★