「実名使いが リアルに見せる」ソーシャル・ネットワーク Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
実名使いが リアルに見せる
最初の場面で あたまがクラクラするくらい 早口 & ボキャブラリーの多いマーク(主人公)に圧倒されました。
天才って、やっぱり 変わってる。。笑
Facebook の創設者:マーク・ザッカーバーグの半生を描いた 作品。 実名使いで、ストーリーをリアルに見せていました。
弱冠26歳の半生だと 映画にするには短い気がしますが、たくさんのことが マークを中心にどんどん動いて 作られて・壊されて・次へのステップを見つけて進んでいくのは、実際に起こったことだと信じがたく そこが見どころだと思います。
エンディングは(私は)物足りない気もしたけれど、そこから 現在(2010年)につながっていると思うと、また面白い。
帰宅して、名前別に(実在の)人物たちを検索して 「この人なんだぁ。。」と また感動してみたり。
主人公のマークを演じたジェシー・アイゼンバーグ。 彼、良い俳優さんです。
『ハンティング・パーティ』でも 『ゾンビランド』でも、オドオドしてるけど 笑いのつぼを押さえつつ キャラクターを印象付けるジェシーの魅力が出ていましたが、今回は… ジェシーで適役だったけど、彼自身の魅力は 半分だったかなぁ。 人間ドラマなので 笑いも少なく、私が見たいジェシーじゃなかったかも。。
でもマーク・ザッカーバーグという人を よく表現してたと思います。
マークの親友・エドゥアルドを演じた アンドリュー・ガーフィールド。 注目したいイケメン☆
友人想いで やさしいエドゥアルドを、繊細な演技で 魅せてくれました。
次は『スパイダーマン・リブート』で主演 張るそうです、楽しみ♪
マークにFacebookのアイデアをあげた(盗られた?)同級生・ウィンクルボス兄弟(双子)を 一人二役で演じたアーミー・ハマー。
いやぁ騙されました、てっきり “双子のイケメン”だとばかり。。 二役、なかなか良かったです。
でも 今考えれば 声がやけに太い(ぼんやりしてたり)、兄弟のやりとり(一つの画面にいるとき)に 微妙な間があるのは このせいなんだと 後で納得。
ま、演技よりも 彼のイケメンぶりに 注目ってことで。 ちなみに 実在のウィンクルボス兄弟は、ゴッツイです。
ナップスターの創始者の一人・ショーン・パーカー役に ジャスティン・ティンバレーク。
似てるかも(実在人物に)。。かなり遊んでる人 なんですねぇ。 ちょっと悪の部分もあるショーンの設定ですが、演技が 足りなかったかな。。
どうせならクラブシーンで 一曲歌ってほしかった(笑)
個人的に注目したい人物が、弁護士の卵役?・マリリンを演じた ラシーダ・ジョーンズ。
彼女、本物の【ハーバード大卒業生!!】 マークにやさしく声をかけるところが 印象的。
『コップアウト』では トレーシー・モーガンの奥さん役をしてました。
トビー・マグワイアのフィアンセ。 お父さんは 歌手のクィンシー・ジョーンズだそうです。
ぶっちゃけ コンピューターを使わない人には 理解不能です。 経営(経済)が分かる人には、かなり面白いと思います。 Facebookの内容は 知らなくても平気だけど、複雑なストーリーをちゃんと追えるように (話が前後することが多いので)集中しないと、“糸が切れた凧状態”になるので 要注意。