「師匠ジャッキー・チェン」ベスト・キッド 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
師匠ジャッキー・チェン
リメイク映画もピンからキリまであるが、本作は極めて成功作だろう。
原題は“karate”なのに何故カンフー?…という疑問さえ除けば、オリジナルの精神はしっかりと受け継がれている。
ジェイデン少年の成長物語と、師弟の交流と絆が、温かく熱く描かれる。
そして本作がスミス親子のただの自己満足映画にならなかったのは、ジャッキー・チェンの好演あってこそ。
これまで多くの師匠から教わったものを、自らが師匠となった今、新しい世代に教え伝えて行く。
自ら体現してきたジャッキーだからこそのリアリティがあった。
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