「ジャッキーの覇気のなさがエエわ~。」ベスト・キッド りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャッキーの覇気のなさがエエわ~。
リメイク作品ということで、カラテからカンフーへ変わっていた。
師匠役がジャッキー・チェンで、強いのはわかっているのに、最初に登場シーンでの、覇気のなさが何ともエエ味を出していた。
今現在の中国の様子を見ることもできた。
今や、日本ではなくて中国なんですね。
カンフーを学ぶことは、ただ単に喧嘩に強くなることではない。
人間的に成長し、他人への思いやりを学び、自分に負けない強い心を培うこと。
試合での勝ち負けではなく、自分に負けない勇気を自分で育てる。
全力で今、頑張っておかないと、いつまでたっても克服できない・・・そんなこと、あるね。
何もしないで、ブツクサ言ってないで、とりあえず行動しようよ!
そんな勇気をくれる作品でした。
あのシーンが後々ここに繋がって、思い出す度にクスッと笑えて・・・ そんなシーンがあるって素晴らしい。
いじめっ子のチョン、これがまた、はまり役なんだな。憎たらしいわ~。
でも、悪役ではなく、まだまだ素直な心を持った成長途中の子供であり、善悪の区別ができるということが良かった。
エンドロール(見逃しては損です)での、ドレとのツーショット写真を見て、ホッとした。
ジェイデン君の不貞腐れぶりが良かった。
ジャッキー、アカデミー賞ノミネートは確実ね(期待も込みで)!
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