劇場公開日 2010年2月27日

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5.0今作との出会いが”真:韓国映画祭”開催のキッカケになった!

2010年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

“真!韓国映画祭”2本目。 完璧に 『キッチン』のシン・ミナさん 目当てで鑑賞を決定しました。 だって、もしスケジュールの関係で 1本しか鑑賞できないとしたら、今作だけ観よう!と決めていたくらいですから。 今回の4作品の中で 一番楽しみにしていた作品でした(笑顔) ☆彡     ☆彡 まさか、こうくるとは・・・ ・・・(驚きと感動で言葉を失い落涙) 客電点灯後 手が腫れんばかりに拍手。 ティーチインでは大感動を 監督に伝え、脚本着想のキッカケを質問。 あまりに熱く質問をしてしまったからか、 その後、韓国人記者からも取材を受けてしまい、 映画の、感想を求められてしまいました。 まだ興奮が冷めていなかったので しどろもどろになってしまいましたが、 役に立ったのかな?使えるのかな?ちょっと心配です(苦笑) ◇   ◇ 《 欠損家族 》・・・母子家庭を韓国では、こう呼ぶ 大拍手をした客電点灯直後、 劇場のありのままの姿をお伝えすると、 拍手のある一方で、イビキも混ざっていました。 父性を求めつつも、父性の欠けた作品になっていますので、 女性は大丈夫でしょうが、男性は登場人物の気持ちを理解できず、 退屈な話にしか思えない人がいるかもしれません。事実、韓国内でも 「涙を流して感動した」という女性の感想が多い一方、男性からの反応はイマイチだったそうです。 今回は、私を含めティーチインで質問した 男性は、全員「感動しました」と笑顔でした。 監督も、それを見て大喜びしていましたけどね。 あとで、握手して、サインも貰っちゃったし(苦笑) ◇   ◇ 【あらすじ】  自由奔放なシングルマザーの姉  故郷の済州島を離れソウルで働く妹  姉妹の母が亡くなり、故郷で再会する  自身もシングルマザーである母に育てられた妹は  昔の手紙の住所を頼りに、姉とともに父親を探す 「男性のそばにいるヒロイン的な役でなく、  1人の女性としてシッカリ自立した役を演じてみたい」 シン・ミナさんも、コン・ヒョジンさんも、 常々話していたそうですが、特にシン・ミナさん。 今作の中に『キッチン』で男性を振り回すお茶目な姿はありません。 「ここまで変わるんだ、やっぱり女優って凄いな」と驚愕させられました。 質問に立った脚本着想のキッカケは 自分自身の姉妹像だそうです。プ・ジヨン監督も シングルマザーに育てられたそうで、自分は気にしていなかったのに、 姉はそれを非常に気にしていた、そこから話を広げて行ったそうです。 で、その脚本なんですが、 先に書いたあらすじ以上のことは とてもじゃないけど書けない。即ネタバレになるし楽しみが9割9分減になる(苦笑) ただねぇ、その感動して涙なしには見られなかった クライマックスと、ラストなんですが、そこまでのプロセスが一気に伝わってくるんですよ。 旅行中も喧嘩ばかりしているのに、 姉はいつも妹のことを優しく見守っているのがわかるし 妹も姉を軽蔑しながらも、どこかでキッチリと認めている。   瞳と瞳が合って指が触れ合うその時 すべての謎は解けるのよ   ずっと近くにいてくれたのに 欺いてきた私を許して                       竹内まりや『カムフラージュ』より ラスト 妹はソウルに戻らず、 故郷に残ったと信じたい ☆彡     ☆彡 ティーチインを遅刻したプ・ジヨン監督から爆弾発言。 「次回作品の〆切が2日後なんです」 そんなタイトなスケジュールの中、来日ありがとうございます。 今作が長編デビュー作。 こりゃ、次回作も見逃せないな(笑顔)

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septaka