「身の程を知ること」川の底からこんにちは brick laneさんの映画レビュー(感想・評価)
身の程を知ること
昔、あるミュージシャンが「大人になるというのは身の程を知ること」と言っていたのを思い出した。この映画の主人公は、「私なんて所詮、中(ちゅう)の下の女ですから」と語り、自分はたいしたことない人間だという前提で、なりふり構わず踏ん張って生きていく覚悟を決める。その姿がすごくカッコよくて胸が熱くなった。
しじみ工場のおばちゃんたちが最高。たるんだ贅肉にいじわると優しさが詰まってた。
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